四神の使い手は道化少女でした 〜黒の時代編〜

トアル少女 ページ45

江戸川side

街で偶然見掛けた少女

名前は白部Aちゃん

なんで名前を知っているかって?

簡単だよ！

この前の夜に黒のスーツの人達に白部さんって云われてたからね

その時Aちゃんの顔は見えなかったけど背丈、声などから確信した

それにペンダントにはAって英語で掘られてたしね

Aちゃんは僕を鬱陶しそうにしながらも僕の要望に答えた

恐らくマフィアの暗殺者だろう

その子はまた12くらいの子供だろう

なのに随分と大人びている

背伸びをし過ぎて爪先でしか立っていない


生きることも死ぬことも諦めた様なあの目が誰かと重なった気がした

どうして僕があの子の事を考えているんだろう


たまたま偶然街で見かけた女の子


悲しい過去に捕らわれて押し潰されそうになっている女の子


同情か、はたまた興味本位か…


それでも


この答えが分かる頃には絶対に




君を助けるからさ

可笑シナ自分→←置キ土産

• 金　運: ★☆☆☆☆
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