“キラキラの衝撃”➁ (ページ14)

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37話ページ14

翌日。イルマくんが作戦を考えたみたいで集合して説明を受ける。

「…と交渉に行ってもらう分担は今渡した紙通り。適材適所だ。要る物があれば用務員さんに言え許可はとってある」

なるほど、僕は…オリアス先生か…じゃあ遊戯しかないな。あの先生はそれ以外の方法じゃ納得しないだろうし

『すみません入間さん1つ質問宜しいですか？』

「何だA」

『なんで私仕事ないんですか！皆頑張るのに！そんなにおもりで来たのが駄目でした！？あと、名前呼ばない、目を合わせない、半径1m以内に入らないと約束してくださいッ！！！』

「お前の能力、物を創れるんだろ？お前を使って下手に偽装を疑われるよりは良いかと思ったんだけど…あと約束は極力守る」

『ご丁寧にありがとうございます！！！』

Aちゃんイルマくん悪周期になってから落ち着き無さ過ぎだな…

「…」

「イルマくん…また荷物運びを手伝ってくれんかの…」

「おっまじか今は忙しいんだけど…」

「あと種植えも…」

『あの入間さんの変わりに私お手伝い致しましょうか？それならお互いデメリットはありませんし』

「A…良いのか…？」

『勿論ですよ入間さん！…でも名前呼ばないで下さい！！！』

「はいはい、じゃあ各自交渉に行ってこい…解散！」

…Aちゃん活き活きしてるな……僕とゲームやる時はあんな顔も喋り方もしないのに…

(なんでこんなモヤモヤすんだろ…まさか僕、Aちゃんが好…)

「リードくん、今回はよろしくね？」

「え？姐さん？何が…？」

「あら紙見てないの？私、リードくんとオリアス先生に交渉しに行くんだけど…」

「え！？！？姐さんと！？！？」

「…やだ？」

「いやいや姐さんと一緒なんて最高です！！行きましょう！！！」

心臓がドキドキする。姐さん美しい…やっぱ姐さん好き…Aちゃんが好きなんて気の所為だな！！