小さな主と神様の戯れ 第2巻〜本丸本格再始動編〜【刀剣乱舞】

第82話 本丸パニック ページ38

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数十分後、樹が本丸に到着した。
ｼｬﾝｼｬﾝ
その音を聞いた薬研はすぐさま門を開けた。
薬研「よう、樹の旦那。」
樹「桜雪は！？」
薬研「今はまだ眠ってる。だが熱は下がりそうにない…」
樹「そうか……」

薬研と樹は急いで審神者部屋へ向かった。
その道中…
樹「なぁ、薬研…これはどういう状況だ…(汗」
薬研「あー、桜雪が熱出したって聞いて、パニックになったらしい…三日月の旦那に至っては、また放心状態になってる…」
そう、大広間がパニック状態になっているのだ。

清光「ねぇねぇねぇねぇねぇ！！！桜雪の熱大丈夫なのかな！？ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ！！」
安定「ねぇねぇうるさいよ！！少しは落ち着け！ブス！！」
清光「はぁ！？誰がブスだゴラァ！！」
堀川「論点ズレてるよ！！加州さん！大和守さん！」

厚「桜雪の熱下がらねぇんだろ！？大丈夫なのか！？」
乱「分かんないよ！でも、桜雪はまだ2歳だよ！？絶対苦しいって！！」
五虎退「で、出来ることなら、変わってあげたいです…うぅ…(ｸﾞｽｯ」
秋田「五虎退、泣かないでくださいよ…(ｸﾞｽｯ」
前田「秋田もです…(ｸﾞｽｯ」
平野「前田もです…(ｸﾞｽｯ」
鯰尾「皆泣いてるじゃん！！」
一期「大丈夫だよ、桜雪はきっと元気になりますよ…(ｸﾞｽｯ」
お供「一期殿まで…(汗」

長谷部「大丈夫なのか！？39度なんて高熱…桜雪に何かあったら俺は…！！！！」
博多「長谷部しゃん！少し落ち着くばい！」
宗三「やかましいですよ。」
不動「こんな時でも、桜雪を助けられない…俺はダメ刀だ！(ﾋｯｸ(泣」

小夜「桜雪…元気になれなかったらどうしよう…」
江雪「お小夜、大丈夫…きっと、大丈夫です…」
小夜「兄様…」(ｷﾞｭｯ

三日月「桜雪…桜雪…桜雪…このまま目が覚めなかったら……………あなやぁぁぁぁぁああああああああああああああ！！！…………………………………」(魂抜けてる)
小狐丸「三日月殿！！しっかりしてください！！」
岩融「三日月殿！」

今剣「さゆきさま……なおりますか？…なおらなかったら…どうしよう……(泣」
岩融「今剣！しっかりしろ！桜雪は大丈夫だ！信じよう！」
膝丸「今剣、お前は守り刀だ！必ず助かる。信じよう！それに、兄者も付いている！」

などなど、あちこちから桜雪を心配して泣いてしまう声や焦っている声が聞こえる。

薬研「とりあえず、桜雪の所へ急ごう！」
樹「ああ！！」
急いで桜雪の元へ向かった。

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