【ヤンデレ】ホントウは何？【ヒプマイ】

三十四人 ページ35

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「ん、ぅ………っ？」



……カーテンの隙間から射し込む光で目を覚ましたのは良いものの、何故か動けない。
誰かに、ギュッと抱きしめられている。
んん？誰？おにぃちゃん？銃兎さん？



一郎「……おはよ。」



あ………いちにぃだった。寝ぼけてたから、あり得ない事ばっかり考えちゃった…。
何で自分からトラウマ引っくり返してるんだろう。



「お、おはよう。」



腰に回された腕を見ると、いちにぃはより一層抱きしめる力を強くした。
………な、何か有ったのかな？



一郎「……今日、シブヤに居る知り合いの所に行くから、用意しておけよ。」



いちにぃはそう言うと、パッと腕を解いて部屋から早速さと出て行ってしまった。
……シブヤ？行った事ないなぁ…。何処らへん何だろ？



そんな事を考えながら部屋を出ると、トンッと何かに当たってしまった。
よく見ると其れはダンボールで、まだ中に何か入ってそうな雰囲気があった。



「……何で部屋の前に？」



開けてみたい気もするけど、流石に悪いかな。



私はそう思い、リビングへと向かった。

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