【ヤンデレ】ホントウは何？【ヒプマイ】

十七人 ページ18

_______________銃兎「出来ました。」



どのくらい待っただろうか。髪を染めるのは、とても難しい事らしい。



銃兎「あとは、赤のカラーコンタクトを付けて…。」



と、私に上を向かせると目に何かが入って来た。
最初の方は、違和感しか無かったが、だんだんと慣れ始め、其れが肉眼と何ら変わらなくなった。



銃兎「見てみますか？」



そう言って、小型の鏡を私に向ける。



まるで鶴の様な髪色と、林檎の様な瞳。鏡の中に居た私は、完全に私では無い人だった。



「す、凄い………白雪姫みたい…。」



そう言えば最近、絵本読んで無いなぁ。読みたいけど、もう殆ど全部読んじゃったしな。



銃兎「…ふぅ。疲れましたね。今日が非番で良かった。」



ですが。と付け足し銃兎さんは、また私の方を見る。



銃兎「もう時間ですね。行きましょうか。」



「ぇ、何処に？」



銃兎「まぁ、行けば分かります。」



銃兎さんはそう言うと、私を部屋から連れ出して車に乗せた。

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