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十六人 ページ17

「……ん、ふわぁ…」



深い様な浅い様な眠りから覚めたと思ったら、其処はもう左馬刻さんの事務所では無く、銃兎さんの家であった。
何があったのか今いち理解出来ないまま、私は上半身だけを起こすと辺りを見回す。



「ぁ、銃兎さんも寝てる……可愛い。」



たまに怖い所もあるけど、流石に寝顔は可愛いままなのか。
と言うか、顔が整いすぎていて見てる此方が直視出来なくなる。



「………起こした方が良いのかな?」



そっと手を銃兎さんの頭の方へ伸ばす。、と



銃兎「……お早うございます。A。成人男性を可愛いなんて、一度診てあげますか?」



………明らかに、不機嫌(?)そうな表情で、私の手首をそっと握る。



「いやぁ、人の寝顔は大体は可愛いのですよ。」



銃兎「……貴方、それを左馬刻の前で言えますか?」



「言えると思いますか?」



銃兎「ええ。」



「殺されますよ。」



と、茶番の様なやり取りをした後に、銃兎さんは思い出した様に、部屋にあった小さい箱を持ってきた。



銃兎「……突然ですが、髪色を変えましょう。それと、眼の色も。」



「…?、どうしてですか?」



銃兎さんが言うくらいなら、何か理由があるはずだ。
其れを教えて貰わないと、何か納得出来ない。



銃兎「……此れから、俺は或る所に行きます。其処に貴方が行くには、髪色を変えて別人にならなければいけません。」



「…ま、まぁ分かりました。」



分かってないけど←



すると、銃兎さんは白色の容器と、赤みがかるグラデーションのプリントがされた箱を取り出した。



銃兎「貴方には、白色の髪と赤の瞳になって貰います。_______________左馬刻の妹を装って下さい。」



「…え?」



左馬刻さんの妹に?、いや待って。あの人は怖すぎるんだけどなぁ…。
でも、家で御留守番も何かなぁ…。



「………」



私は無言で、自分の後頭部を銃兎さんに向けた。

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そまそまりつりつ(プロフ) - 神推し幻太郎です。ヤンデレっていいですよね……幻太郎のヤンデレが見たいです (2019年7月7日 8時) (レス) id: 179de70c1e (このIDを非表示/違反報告)
キャッチョコソニカ - よう!見に来たゾ!無事わしの左足はギブスになったゾ!ヤンデレもええなぁ! (2019年5月15日 20時) (レス) id: 2fbbe2e3bc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 横浜の人達もヤンデレになってほしなー( ´・ω・`)続き楽しみにしてます! (2019年4月22日 23時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
ヤヨイノカラス - 伊織さん» 応援、ありがとうございます!銃兎さんは、ギャップ萌え(なのか?)して、それから好きになりました。 (2019年4月21日 20時) (レス) id: 9757e8e1fd (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 私は銃兎さんが好きです!応援してます! (2019年4月20日 21時) (レス) id: 7f34580b08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飴村虚数 | 作成日時:2018年12月19日 22時

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