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悠side
悠｢とうーーーーまぁーーーーーー！！！！泣｣
トウマ｢うおっ、どうしたはる！？｣
悠｢俺つい いっちゃっだぁああー…｣
トウマ｢な、何を……！？｣
悠｢好きって告ったぁ……｣
今の俺にとってこんなこと話せるやつはトウマしかいない……
悠｢俺を男として意識してくれないあいつに腹たってつい……｣
トウマ｢分かったから落ち着け！そんな大声でしゃべってたら……｣
巳波｢あらあら、お悩み相談ですか？私に話さないなんてみずくさいですね。｣
虎於｢大人のお兄さんに話すのも、悪くないんじゃないか？｣
最悪だ。
トウマ｢2人に聞かれちまうってー…。｣
悠｢もう…この際どうでもいいし。｣
トウマ｢まあ、それはいいとして。でも俺は頑張ったと思うぜ。だって結局はそうなりたいんだろ？｣
……確かに。
悠｢幼なじみの俺として見られるのが嫌で、ついムキになっちゃった……｣
トウマ｢関係は変えたくねーの？｣
悠｢仲良くはいたいけど、幼なじみ以下はやだ。｣
ほんと……言葉にするととことんワガママだな、俺。
トウマ｢ちょっと様子見て見ないか？カフェによってみたりさ｣
俺はトウマの言う通り、あれから仕事に空きがありタイミングで2、3回カフェに寄ってみた。
けれど、会うことはなかった。
Aからの連絡はあれからなし。
これからの進展はもう不可能なのだろうか……。
気づくと時間は夜の8時。
Aはもう終えて帰っているのだろうな。
悠｢……A？｣
A｢……はる、ちゃん……｣
俺が名前を呼ぶとパッと振り返って反対方向へと歩いていく
ちょっ、逃げんな……！
悠｢待てよ……！｣
もう俺は逃げない。
ちゃんとAと話すんだ。
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作者名：てる | 作成日時：2024年2月2日 0時
