せきがえ ページ4
N side
次の日、いつも通り学校に着いてHRを過ごす。
けど今日は朝のHRが担任の一言で騒がしくなった。
「 今日はちょっと早いが席替えをするからなー 」
各方面から ��まじ？����やったぁ！��とか色々な
声が聞こえた。俺は席替えに興味なかったし
前の席だけはなりたくねぇなとか考えてた。
そして席替えの時間 ...
「 次二宮くじ引けー 」
先生に小さい紙が入ってる箱を差し出され
適当にとって中を見る。
「 うわっ ... 最悪じゃん ... 」
そう、見事に1番前を引いてしまったのだ。
落ち込んでる中どんどんくじ引きは進んでいき
全員がくじを引き終わり席移動となった。
そしたらとある女子から声を掛けられた。
「 ねぇ二宮くん、私窓際の1番後ろの席なんだけど
目が悪くて授業とか大変だから交換とかって
してもらえるかな ... ？」
これはラッキー。
「 あぁ 、全然良いよ 」
「 本当に？！ ありがとう！ 」
いやいや、それはこっちのセリフですよ。
って思いながら席を窓際の1番後ろに移動させると ...
「 お、二宮くんじゃん！
なんかの奇遇かな？しばらくよろしくな ！」
そこには昨日話を聞いてもらっていた彼がいた 。
「 あ 、あぁ 、こちらこそよろしく。
あと ... 昨日話聞いてくれてありがとう。」
「 気にすんなって！役に立てたなら良かった！」
「 あと思ったんだけどさ ...
二宮くんって違和感あるから他の呼び方にして 」
「 そうか？じゃあ ... ニノで！」
「 ん 、りょうかい 。
よろしくね 、翔ちゃん 」
初めて名前で呼んだら最初少し驚いた顔をした後に
「 おう ！よろしくな！ 」
すっげえ笑顔で言ってくれた。
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作者名：ユイ . | 作成日時：2018年7月16日 0時
