甘酸っぱい毎日。 (ページ5)

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さんにんでおはなしページ5

N side

無事に1日の授業を終え帰りのHRが
終わったあと俺が帰る用意をしてたら俺の前で
翔ちゃんと誰かが話してる会話が聞こえてきた。

「日曜どこのカラオケにする？」

「翔くんはどこがいい？」

「じゃああの駅前のところにしよう！」

なんとなく話を聞いてたら翔ちゃんが急に

「にのは日曜とか出掛けたりする？」

「いや、基本俺暇だから家でゲームしてるよ」

ていうかもう1人の人誰か分かんない ...

なんとなくもう1人の人を見てたら

「あ、俺大野智で～す」

「あ、なんかすみません ... 」

「いーの、気にしないで！

俺もにのって呼んで良い？」

「良いですよ、じゃあ俺大野さんって呼びます」

「あいよ～」

初対面の人とこんなにすんなり話せたのは
翔ちゃん以来2人目かもしれない。

ただこの3人で話してるのがすごく楽しくて
なんか居心地がいいなってずっと思いながら
3人ではなしをしていた。

「あ、じゃあ俺そろそろ帰りますね」

「「にのばいばーい！」」

2人に手を降った後ゆっくり家に帰っていきながら
いつか2人と遊んでみたいななんて考えていた。