勝負！！ ページ15
シュウside
エーフィのボールを持っていないと話したA。
その言葉を理解するのに流石に少し時間がかかった。
状況を理解するためいくつか彼女に確認して分かった事実。
彼女の実家である植物園に住み着いていたエーフィはAによく懐いており、旅に出る際に着いてきた。
それを心強いと思った彼女は特に何もせずそのまま共に歩いてきたという。
要するに
シュウ「そのエーフィはまだ野生のポケモンということで間違いないね？」
『はい』
当たり前のようにAのポケモンと思って扱っていたがまさか野生のままだったとは…。
呆れて何も言えない僕を横目に彼女は直ぐに切り替えてたのか、抱えていたヒノアラシを下ろし、ボールを構えた。
そして、
『よし、エーフィ！私にゲットされて！』
と言い放った。
「ｴﾌｨ…」
そんなAを見たエーフィは少し考える素振りを見せた後、首を横に振りポケモンセンターの方へ走り出した。
『あ、ちょっと！！』
慌ててエーフィを追って走り始めたA。
完全に置いていかれた僕とヒノアラシ。
シュウ「はぁ……。追いかけようか、ヒノアラシ」
「ﾋｰﾉ！」
ヒノアラシの元気のいい返事を聞いて、僕もAたちを追って走り始めた。
続く
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とある名無し - とっても面白いです！シュウの小説ってなかなかないから、ここを見つけたとき嬉しかったです。更新頑張ってください！応援してます！ (2018年8月25日 9時) (
レス) id: 6f83c39eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rena x他1人 | 作成日時：2018年2月17日 16時
