かいちょー!? ページ26
「A.....A!」
突然大きな声で目が覚めた
何だろう、兄ちゃんとかカルえもんの男の声でも無いしケロリちゃんとかクララちゃんみたいな声でもない
なんと言うか威厳があるっていうか...
「ふぁ?」
あかべこのように首を上下上下しつつ顔をあげると
「起きたか」
アメリ会長だったーー!!
アメリ会長は私の一つ前の席に座っていた
「あの....教室間違ってますよ....」
「Aに会いたくて来た」
「どうしたんですか!?病気ですか!」
私に会いたいとは....病気説
「違う、話を聞いてもらいに来たんだ」
「あーそうなんですか?恋の相談ですか?それならライム先生とかが...?」
「ちっ...違うぞ!一切ちょっとだけ気になる男性がAと近い人だから聞きに来た訳じゃないからな!!」
恋と聞いた瞬間に頬を赤くさせてブンブン手を振り回す
あー聞きにきたんだな
「ゴホン....えっと....魔具研究師団は活動しているのか?唯一の3年は自主休学しているようだが.....」
「良く分かんないです」
首をかしげて答えるとアメリ会長が険しい顔をして言った
「それならば....魔具研究師団は活動休止とする」
「なんと...!?」
何で休止?何で休止?
「師団の活動は3年生1名以上か位階4以上の団員3名以上が必須なんだ」
「ふーん」
「驚かないんだなイルマはすごくびっくりしていたぞ。まぁいい、休止だからまた再開すればいい。ただしそれには研修を受け生徒会の許可を得る必要がある」
「研修?」
「さすが双子だ同じコメントを言っている」
誰でも聞くと思うけど…………?
「他の師団で数週間活動しそこの団長から推薦文を貰うのだ」
へぇー派遣させるんだ
「アスモデウスは総合力から魔術開発師団へとウァラクは発想の豊かさから遊戯師団へ、イルマは生徒会へ。急で強引だと思うだろう、師団の管理は生徒会の責務だ。それに他の師団で見識を広めるのも悪くはないだろう」
「私はどこなんですか?」
「それがな…………アスモデウスやウァラク、そしてイルマに聞いたんだが皆
「「「ちょっと考えるのは不可能です」」」
と言われた、なので自分で選んでくれ」
不可能って…………酷すぎるだろ
30人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(´・ω・`) - 面白かったです!梯子揺らすて、何考えてんの男子。そして、妹強い。次回も待っています! (2020年5月27日 12時) (レス) id: 8cd34875f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ