入間くんには双子の妹がいます！【魔入りました！入間くん】

怒り ページ29

「つっ疲れたぁ〜」

私たちはクララちゃんと遊びまくった

魔ラソン、かくれんぼ、魔ごっこ(鬼ごっこ)とかいろいろ

さすがにこれは疲れる。動けない

私たちが芝生に寝転がっているとクララちゃんが元気よく聞いた

「三人とも元気ペコペコ〜？」

兄ちゃんてアズくん疲れて声も出ないみたい

私は辛うじて小さく声を出した

「ペ....コペ.....コ」

そう言うと私は力が抜けた

クララちゃんはポケットをポンと叩き、ジュースを出した

「はいどうぞ！」

私は悪魔メロンソーダをもらった

頑張って蓋を開けて飲むと力が出て喉も潤った

これなら喋れるかな？

「何でポケットからジュースが？」

私は気になって聞いてみた

「私の家系能力！見たものをここから出せるの！」

すごい！戦いにも有利かも！

私がクララちゃんの能力に感心していると声が聞こえた

「おーいクラりん〜」

誰かがクララちゃんを呼んだみたい

後ろを振り替えると三人の男がいた

うわぁ、チャラそうな三人

クララちゃんは嬉しそうに三人に近づいた

「おー新しい飼い主見つけて遊んでもらってるのか〜？」

飼い主？クララちゃんはペット？

「うん！」

私はクララちゃんをペットと思っていないのに.....

「喉乾いた〜クラりんジュース出してくれよ〜」

「いいよ！」

クララちゃんはまたポケットを叩きジュースを出し三人に渡した

受け取った三人はお礼も言わずにどこかにいってしまった

ひどい、クララちゃんは無料で欲しいものを出すとしか思ってないじゃん

クララちゃんはいい子なのに利用するなんて最低！

「A様？怒っていますか？」

「えっ！？あっ！何でもないよ！」

あいつらに天罰が下りますように

私はこっそりと祈っておいた

違和感→←魔魔ごと2！

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