第13話 ページ14
sideジュリア
「今日は楽しかったです！また出掛けましょうねエリナ？」
「もちろんです、ジュリア」
本当に楽しかった…
ジョースター家当主の座を継いだらこんなに遊んでられないと考えると少し寂しいですね…
「あっ、あの！ジョースターさん…ですよね？」
「はい、そうですが…」
誰でしょうこの方は…ディオのお友達？
「あぁ、よかったです…貴女に伝えたい事があって…」
伝えたい事…？
「では、私は居ない方が良いですね」
「えっ、ま、待ってエリナ」
貴女が今居なくなられたら困ります！
「オマエは…ペンドルトンだっけ？別に居ても良いけど？」
なんて言い方…少なくともディオのお友達では無さそうですね
「と、ところで私に伝えたい事とは？」
「あぁ！そうだった！ボク、貴女に一目惚れしてしまったのです！だから…どうかボクとお付き合いしてくださいませんか？」
…えっ？
「私…ですか？人違いではなく？」
ど、どう言う事でしょう、
「当たり前でしょう！貴女のその海のような瞳と目があったその時からボクはずっと貴女の事を愛しているのです!!」
「で、でも…「やっぱりそうですよね、貴女にはディオ・ブランドーがいますもんね…」か、彼とはそういう関係ではありませんが…」
この人…ちょっと変な人かも
「だったら！「ちょっと！ジュリアが嫌がっているでしょう！」…何だよ今オマエには関係ないだろ」
エリナ…
「いいえ、関係ありますわ！彼女は私の大切な友達ですもの」
「ともだちぃ？んなのは関係ねぇんだよ！オレは！ジョースターさんに話してるんだ！」
「ちょっと！エリナに手を出さないで！」
エリナは…私の大切な友達だから…
「ん？あぁそう言うことか…こんな女が居るから貴女はオレと付き合ってくれないんですね？」
何を言ってるんだ…？
「じゃあコイツがよぉ居なくなっちまえばオレとアンタは結ばれるっつうことだよなぁ？」
「な、何を言っているんですか？」
口調も荒くなっているし何か変…だ
「死んでくれ、エリナ・ペンドルトン」
なっ、あれはナイフ！
「エリナ！危ない！」
ラッキーアイテム
承太郎の帽子
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作者名：ソテル x他1人 | 作成日時：2022年5月29日 21時
