∞のクセが強い子2 (ページ28)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:32,628 hit

・ページ28

「いや、お前何言うてんねん笑笑」

「ええじゃないか～ええじゃないか～笑」

2人で漫才みたいなんして笑ってたら、反対側を歩いてたミニオン二匹が立ち止まった

あれもしかしてこれバレた？？

「Aあかんわ」

「どした？体調悪なった？」

小声で伝えるからAも不安そうに聞いてくる

「ちゃうバレたかもしれん」

「嘘？なんで？」

「だってずっとこっち見てるで…走れる？」

「おん、あっちが近づいてきたら…」

言いかけて、俺の手を掴んで早歩きで歩き出した

「ちょ、待ってよ！」

「あかん、走ってくるわ」

Aに引っ張られながら見たらミニオンが猛スピードで追いかけてくる

「あかんな、Aちょっとがんばれよ？」

今度は俺が手を掴んで走り出そうとした時

「やっぱ合ってるやんか！」

「ちょ！逃げんなって！待てって！」

「ほえ？」

この声どこかで………

Aも不思議に思ったのか立ち止まる

「おい、こんなとこでなにしてんねん、仕事は？」

「今日休みなん？」

2人の顔は走ったからかミニオンが前にずれてて見えない

「あの……人違いじゃ……？」

「は？間違えるわけないやん」

「メンバーやのに」

メンバー？

「ちょっとすいませんよ…？」

Aが2人のミニオンを退けた

「あ！」

「うそ！なんでおんの！？」

「こっちのセリフや！」

「ほんまに気づかへんかった？」

そこにいたのは、亮ちゃんと丸でした