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Aサイド
海だーーーーー！
「そんなに走ったらこけるよー！」
あ、もちろん水着には着替えてますよ？丸ちゃんには髪を耳にかけてもらってパーカー羽織ってもらってますよ。どこに誰がいるのか分からないですから、ええ。
でも平日だからなのか人はあんまりいない
「まぁ、普通の人はお仕事中やからな笑」
浮き輪でぷかぷかしてる丸ちゃん良き！待ち受けにしよ←
「Aもおいでーー！？」
今いきまーーーす！！
「俺、あんまり泳げないから捕まっとってええ？」
もちろん、嘘ですけど何か？女子がよくやってんじゃん、好きな人にはか弱いフリするやつ
「そうなん！？溺れたら危ないからちゃんと捕まっときや？」
信じて疑わないそういう優しいとこも大好きよ♡
その後、水かけあったり、砂のお城作ったりして昼過ぎまでずっと遊んでた
で、今は昼ごはんを買って丸ちゃんのとこ戻ろうと思ったんだけど…
だけど
なんか絡まれてない？
しかも男に←
借りたピーチパラソルの下相手の顔は見えないけど丸ちゃんと何か喋ってる
ちょっと距離が遠くて会話が聞き取れない…
「ちょっと待って…そんなん………ってまう…」
「……やろ？……やろーぜ？」
やろう？何を！？
とにかく俺の大切な丸ちゃんが！！助けんと！！
「おっさん！これちょっと持っとって！！」
「お、おう」
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作者名：aom | 作成日時：2018年10月26日 23時
