第三章 52＿3秒で寝た ページ17
命を削らない為の呪文のはずなのに…今度は体力ですか……。
ソーマさん、一言も言っていなかったんだけど……。
創造しすぎもよくないの‥？
抑制って…どうするの？もう感情論じゃないか？それ。
魔力がある人だったら、魔力が消費されるけど、私はないから＿＿体力や寿命なのか。
＿＿ガチャッ
ジャック「失礼します。布団、持ってきました」
ジャック君がラギー先輩に言われた通り、余っている布団を持ってきてくれた。
受取る為、立ち上がろうとしたが、ジャック君にいいと制されたので、渋々座っている。
ジャック「ここに置いておく‥…体調、大丈夫か」
『うん、もう大丈夫』
ジャック「…なら、良いんだが」
レオナ「おい、ジャック。俺はもう寝る、テメェもとっととベッドに戻れ、犬っころ」
ジャック「…うっす」
ポンと私の頭を撫で、ジャック君は部屋を出て行った。
レオナ「さて、俺はもう寝るが……俺の眠りを妨げだら、平たく伸ばして食ってやるからな。
グルル……」
グリム「ひぇっ………」
キングサイズのベッドに入り、布団にもぐるとスーッと寝息を立て始める…。
え？早っ。
グリム「3秒で寝たんだゾ…」
『…騒がしくせず、寝ようか』
ジャック君がひいてくれた布団にグリム君と入り、横になる。
布団に入ると私はすぐに瞼を閉ざす。
レオナ先輩の言う通り、相当体力を使ったようだ…鉛のように身体が重い。
一刻も早く眠りたい。
グリム「あいつ、Aの体調が悪いんだから、ベッドに寝かせてやりゃいいのに…
ケチな奴だゾ」
レオナ「…‥おい」
グリム「ひにゃ！？」
『あ、お、おやすみなさい』
ドスの低い声を出されたので、グリム君の口を塞ぎ、布団を被る。
置いて貰っているだけでも十分なのに、ベッド何て借りて堪るか。
そんな気持ちを抱えつつ、布団をかぶり数分後、
私の意識はあっという間に暗闇へ旅立った。
第三章 53＿〜In a dream �供羨�←第三章 51＿呪文のリスク
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ALICE(プロフ) - sannkayouさん» ご指摘ありがとうございます！修正いたしました。 (2022年7月3日 13時) (
レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
sannkayou - 第六幕の3章57で『ナイトレイブンカレッジ』が『ナイトオブカレッジ』になっています。 (2022年6月2日 16時) (レス) @page22 id: 9daed769cc (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - 麗さん» 32.37とも修正させて頂きました！！何度も誤字に関するご指摘下さりありがとうございます！ (2021年2月28日 2時) (レス) id: a3dd506789 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 37ページ 頭)があるんだろ ) は不要ではないでしょうか？ (2021年2月27日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 32ページ 何であいつ着てんの とありますが 来てんの ではないでしょうか？ (2021年2月27日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年7月21日 18時
