第五章261_招待状の相手 ページ23
__東校舎 2F 外廊下
東校舎の外廊下を歩いていたら、向かいから見知った顔が2人こちらに歩いてきた。
ケイト「あっ、トレイくん、リドルく〜ん!Aちゃんもグリちゃんもやほやほ〜♪
さっきリドルくんのハートの首輪ぶらさげてるヤツら見かけたよ。今日も絶好調だねぇ」
『ケイト先輩、こんにちは』
ケイト先輩ともう一人は確か、リリア先輩だったか。何故か二人とも式典服を着ている。
トレイ「開場早々まいったよ。ケイトとリリアはこれから軽音部の発表か?」
リリア「ああ。『VDC』の派手さには負けるが、軽音部のステージもあるでな。わしらはそれに出るんじゃ」
ケイト「トレイくんはリドルくんにとられちゃうし、カリムくんはヴィルくんにとられちゃうし……けーくん、寂しい〜」
トレイ「とられたって……俺は歌や踊りは苦手なんだって言っただろ?」
ケイト「Aちゃん、今からでもどう?一緒に」
『んな無茶な』
リリア「なんじゃ。わしと2人では不満か?ケイト」
ケイト「まさかぁ〜!一緒にがんばろ、リリアちゃん。 でもアドリブは程々にしてね」
すぐに切り替えて笑みを浮かべるが、アドリブという部分にやや冷や汗を感じているケイト先輩。2人のステージか、どんなものなのか興味があるなぁ。見に行けないけども。
リリア「ああ、そうじゃ。そこの……A」
『はい?』
リリア「お主、ホリデーカードのお礼にと『VDC』の招待状をあやつに贈ってくれたそうだな」
『招待状?……あぁ』
招待状を送った人は一人しかいない。ツノ太郎さんだ。そういえば、シュトレンも届けてくれたのはリリア先輩だったな。ご友人と来てほしいと言ったから、もしかしたらリリア先輩と来るのかもしれない。
『私がホリデーカードに気付けなかったので…そのお詫びと色々お礼もかねて』
リリア「言葉には出さんが、とても喜んでおった。わしからも礼を言う。誘ってくれてありがとう」
大笑いしていたけど、喜んでいてくれたみたいでよかった。
ケイト「なになに?なんの話?Aちゃんって、ディアソムニアにも友達がいるの?」
『あ、はい。本名は知らないのであだ名で呼ばせてもらっているんです。頭に黒くて立派なツノが生えていて…背凄くが高い人なんです。あと髪が長くて…瞳はライムグリーンの切れ目ですね』
レオナ先輩やヴィル先輩と同様に、とてもきれいな顔立ちをしていた。
魔法学校じゃなくて顔面偏差値高学校じゃないかな
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ALICE(プロフ) - 波さん» 18章の方でもコメント下さりありがとうございます!頑張らせて頂きます! (2021年8月28日 0時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
波 - いつも読ませて頂いています。ぜひこれからも頑張ってください (2021年8月26日 18時) (レス) id: 327ec759e9 (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - どんさん» ご期待に沿えず申し訳ありません。自分の手では作れないのでキャラメーカー様のものを使って作りたいとは考えているのですが、物語の途中から作成となるので、作っていいものか悩んでいる最中です。機会があれば、使用して作ってみたいとも考えております。 (2021年6月29日 23時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
どん - 分かりました、更新頑張ってください応援してます (2021年6月29日 14時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - どんさん» イラスト描けないので、書いてないですね。すいません。 (2021年6月29日 11時) (レス) id: 3b90083b4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ALICE | 作成日時:2021年6月11日 20時