第五章 23_ジャミル先生 ページ24
エース「そうだ。ジャミル先輩、前にバスケ部でフロイド先輩にダンス教えてた事ありますよね。確か、ダンスが趣味なんでしょ?俺等にもダンスのコツ、教えてくださいよ」
カリム「おう、いいぜ!ジャミルのコーチなら間違いない!」
『て、カリム先輩が言うんですか…』
ジャミル「全くだ…。ゴホン。まぁ誰かに教えるのは自分の復習にもなるし…。
良いだろう。素人ならまずはアイソレーションからだな。足を肩幅に開いて…‥」
こうしてデュース君達はジャミル先輩によるダンス指導を受ける事になった。
困惑していたけど、最初の頃より全然動けている。
流石だなぁと思っていると、昼休み終了10分前のチャイムが鳴る。
ジャミル「おっと、もうすぐ午後の授業が始まるな。ダンスの練習はここまでにしよう」
カリム「ええ、もう?踊ってると時間があっという間だな〜」
デュース「はぁはぁ…バイパー先輩、アジーム先輩!特訓あざっした!」
エース「流石ジャミル先輩。教え慣れてるっつーか、なんつーか…。
たった何十分かで、デュースたちも少しは踊れるようになってきたじゃん」
ジャミル「リズム感はともかく、運動神経は悪くない。
練習を重ねれば問題なく踊れるようになるんじゃないか?」
デュース「押忍!あざっす!」
ジャミル「グリムは上達したかどうかの判断に困るが……キレはある‥と、思う。多分」
『あやふやじゃないですか…』
グリム「踊るのって結構楽しいんだゾ。明日はもっとキレキレのダンスを見せてやる!」
純粋でいいよね、グリム君って。中々にあやふやな事言われたのに…。
『て、踊りだけに夢中になって歌がおろそかになっちゃ駄目だよ』
ジャミル「その通りだ。どちらもバランスよく特訓していかないと」
デュース「そうだった…課題が山積みだな」
カリム「なあ、お前達。明日からも一緒に練習しないか?
ジャミルは歌もうまいからさ、見て貰えよ」
ジャミル「お前はまた勝手に…!」
カリム「いいじゃねーか。歌と踊りと宴は人数が多い方が楽しいだろ?」
「「「よろしくお願いしまーす!!」」」
もう受ける気だよ、この3人は…。
はぁ、と溜息を吐くジャミル先輩……苦労人だ。
カリム「おう!一緒に頑張ろうな!」
ジャミル「ったく、調子のいい奴等だ……。
まあいいだろう。ただし、優しい教え方は期待するなよ」
エース「余裕でしょ。スパルタにはウチの寮長で慣れてるし」
デュース「ビシバシオネシャス!」
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ぬこ - オリキャラ苦手だけどこの作品は好きだわぁ( ˇωˇ ) (2023年3月1日 1時) (レス) id: 73e65e112f (このIDを非表示/違反報告)
ブルーフェザー(プロフ) - あぁぁぁぁぁもうありがとうございます。早速読んできます。 (2020年9月15日 0時) (レス) id: d01e8aaa3e (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - ウミソラさん» 早速のコメントありがとうございます!ヴィル先輩のユニーク魔法、気になりますよね。今回、オバブロするのは誰なのかもまた気になる話です!更新を順々に進めて行きますのでよろしくお願いいたします (2020年9月14日 22時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - 来ました!!!!五章!!!!今後も更新を楽しみに待っています!!!!あとヴィルさんのユニーク魔法が物凄く気になる!! (2020年9月14日 22時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ALICE | 作成日時:2020年9月14日 22時