GHOST MARRIAGE＿26 ページ26
余り想像できないな…と思っていたら、笑い声が聞こえてきた。
いつもの3馬鹿メンツだ。
『何で笑うの…』
エース「だ、だってよ…お前の言葉聞いたら…ブハハ！」
デュース「ジャ、ジャックが…お姫様を救うとか…ブッハハ！」
グリム「ニャハハハ！ジャックの頬も手型ついてるぞー！！」
そういえば、レオナ先輩とヴィル先輩がの時も笑っていたな。
『……あとで3人に教えてあげーよ』
「「「やめろ！」」」
3人のその声とイライザ姫の「次！」という声が重なった。
＿イライザ〈 鋭い目元が素敵なあなた！〉
＿セベク『セベク・ジグボルトだ！！！！』
この喧しい声…セベクさんだ。
＿イライザ〈楽器はなにができる？ピアノ？フルートかしら？〉
＿セベク『楽器？……ふむ。いい質問だな、ゴースト！』
ドヤ顔しているけど、これは不安要素しかない。
どうせ若様さんの話をするんじゃないかな。
＿セベク『教えてやろう。若様の弦楽器の腕はとにかく素晴らしい！
バイオリンの旋律はどこか物悲しく美しく…』
予感的中…周り呆れているし、イライザ姫がワナワナ震えている。
＿セベク『一度聞かせていただいたチェロの音色は心の底から震えるほど重厚で、若様そのものといった神秘さが…』
＿イライザ〈却下！！！！〉
バッチーーーンとされて驚くセベクさん。
＿セベク『なんて失礼な女だ。まだ話の途中だぞ！！』
＿イライザ〈ロマンチックなシーンで、知らない人の話をべらべらするあなたのほうが失礼でしょう！〉
リリア「プッハハハ！！やりおったな、アイツ！」
『そんなに尊敬している人なら逆に話聞きたいけどな』
エース「ハハハ！…お前マジかよ」
リリア「Aはよい子じゃな」
よしよしと頭を撫でられる…何だかおじいちゃんみたいだな。
＿イライザ〈次、メガネが似合うあなた〉
＿トレイ『俺の名前はトレイ・クローバーだ。よろしく、お姫様』
『今度はトレイ先輩ですね』
リドル「トレイなら、大丈夫。厳格なハーツラビュル寮の副寮長だからね」
『…いや、最初の2名は寮長さんなんですけど』
ドヤ顔するリドル先輩に軽くツッコム。
けど、トレイ先輩はあの中でいちばんまともだ…きっと何とか‥。
＿イライザ〈……だめよ。私達、もう会うべきじゃない。さようなら！〉
＿トレイ『え？』
『また変化球きたよ』
オルト「うーん、あのお姫様のシュミレートは難しいかも」
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かずほ(プロフ) - 初めまして!! 続編おめでとうございます！ 本編の方も全て読み終わりました!! お気に入り登録しておきます！ ゴスマリ来ました!!!!待ってましたーー！ 更新楽しみに待ってまーす！ (2020年8月30日 7時) (
レス) id: e1ffbbade3 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - ゴスマリ来ました!!!!そして続編おめでとうです!!!!今後も更新楽しみに待っています!!!!o(*⌒―⌒*)o (2020年8月29日 20時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年8月29日 20時
