GHOST MARRIAGE＿16 ページ16
『…それで何故、セベクさんを？』
リリア「セベクはマレウスの従者じゃ。ここは目を瞑っておくれ」
セベク「若様の身代わりになれるとは光栄の至り！」
若様…が、誰知らないけど‥。
他人の事ばかり褒める彼に本当にプロポーズできるのかな。
レオナ「ふん。偉そうなこと言ってるが、マレウスが選ばれるとは限らねえだろうが」
セベク「ふっ。マレウス様は稀代の美丈夫。花婿に選ばれるに決まっているだろう！
貴様らなど足元に及ばん！！！！！！！」
セベクさんの声量に耳を抑える。
リリア先輩が笑いながら「すまんのう」と言ってくるが、そう思うなら少し抑えさせて欲しい。
レオナ「……はっ。言ってくれるじゃないか」
ヴィル「……笑わせるわね。不摂生なドテカボチャ達が揃いも揃って」
だが、セベクさんのお蔭で、(プライド高い)男子軍に火が付いた様子。
…ちょっと空気が微妙だが、何となるだろう。
レオナ「マレウスなんざ必要ねえ。この俺がやってやるさ」
ヴィル「他の奴には無理でも、アタシは成功させてみせる」
クロウリー「うんうん。寮長が2人もやる気になってくれてなによりです」
『……やる気の出所がおかしいですけどね』
「「何だ／何よ」」
『いえ、何でもないです』
美人2人に睨まれ、さっとジャック君の背に隠れた。
オルト「監視カメラの映像をモニターに出力して僕達は進行状況を見守るね」
すると、オルト君がタブレットを取り出して、プログラムを弄っている。
難しい暗号を画面を過ぎて行く…凄いな。
オルト「よし、繋げた。
あとは結婚式会場の食堂の監視カメラの映像を映して、っと……」
『…監視カメラの映像』
クロウリー「学園のセキュリティを見直すべきですね…」
ルーク「ヴィルなら絶対に選ばれるさ！
こんなに美しい花婿、世界のどこ探してもいない。エペルはそう思うだろう？」
エペル「えっ！ そ、そうですね……
プロポーズとか愛の言葉とかずんぶあまっとろしーこと、俺だったらゾッとするけど……
ヴィルサンなら、やれると思います！」
ヴィル「エペル、全部聞こえてるわよ」
ルーク「ヴィル！キミの美貌が輝く瞬間を、みんなで見ているからね！」
リドル「トレイ！フロイドより先に必ずプロポーズを成功させるように！おわかりだね！？」
アズール「ジェイド、フロイド。僕は貴方達を信じていますよ」
応援組の圧が(一部)怖い。
いや、しかし…大丈夫かな、あのプロポーズ組。
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かずほ(プロフ) - 初めまして!! 続編おめでとうございます！ 本編の方も全て読み終わりました!! お気に入り登録しておきます！ ゴスマリ来ました!!!!待ってましたーー！ 更新楽しみに待ってまーす！ (2020年8月30日 7時) (
レス) id: e1ffbbade3 (このIDを非表示/違反報告)
ウミソラ(プロフ) - ゴスマリ来ました!!!!そして続編おめでとうです!!!!今後も更新楽しみに待っています!!!!o(*⌒―⌒*)o (2020年8月29日 20時) (レス) id: f06a1e9de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALICE | 作成日時：2020年8月29日 20時
