FAIRY GALA＿2 ページ3
グリム君からスマホを受取り、着信歴を見るとエース君達からのメッセージが。
ハーツラビュル寮もかなり暑いらしい。
逆にジャック君がいるサバナクロー寮は凄く寒いとか…。
『…‥‥………？』
グリム「どーしたんだゾ？」
『いや、火の妖精の姿が見えないなって…。
いつも朝方になるとクッキーをねだりに来るから、てっきりいるものだと……
もしかして、また何か‥・』
面倒事が‥と思っていたら、スマホが鳴った。
メッセージだ、差出人は…学園長。
グリム「誰から何だゾ？」
『学園長だよ…えっと‟Aさん、グリム君、大変なことが起きました。1時間までに学園長室へ来てください。必ず、必ず、できれば急いで来てください“だって』
グリム「また面倒事かぁ〜！？オレ様もう嫌なんだゾ！」
『…ゴホン、“労働とは美しいものですね、グリム君”とか言われたでしょ』
グリム「うっ、それは…」
『…とりあえず、1時間あるからシャワー浴びて、着替えてくるね。
ソーダフロート、残りは飲んでいいから』
私の余っているフロートをグリム君に私、急いで浴槽の方へ駆けた。
＊＊
シャワーから上がり、制服を着替え、急いで学園長室へ向かう。
……扉開けたくないけど、仕方がない。
トントンとノックし、返事が聞こえたので扉を開ける。
『お、お待たせしました』
グリム「オンボロ寮が砂漠みてぇに暑いんだゾ〜！
このまんまじゃオレ様達もオンボロ寮にいられねえ〜！」
『学園長、今回は何をしたんですか？』
クロウリー「おぉ、待っていましたよ、お2人共‥て、Aさん、いつも私がやっている様な言い方はやめて下さい」
いやまあ、大体は…と言いたいが、口を閉ざす。
というか、学園長室、寒っ‥オンボロ寮とは雲泥の差だな。
そして‥学園長の他にはカリム先輩とレオナ先輩・・・・・。
『帰ろう、グリム君』
クロウリー「メンバーを見て帰らないで下さい」
クソ、バレたか…面倒事は嫌いなのに。
カリム「やっぱAとグリムかあ〜！
お前達もフェアリーガラに参加するんだな。頼もしいぜ。よろしくな！」
『“フェアリーガラ”？』
英訳すると…「妖精の祝祭」…だった気がする。
え、何それ…それとこのメンバーは一体……。
レオナ「草食動物がうじゃうじゃと……俺は引率のセンセーじゃねえぞ」
カリム「そんなに怖がらなくても大丈夫。オレがちゃーんと、レオナのことも面倒みてやるよ」
レオナ「ああ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 257人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ALICE(プロフ) - キュキュさん» side storyの方でそれに似たリクエストを期間内に頂いていたので、作成次第、side storyにあげていきたいと思っています！作成までお時間を用いますので、少々お待ちください (2020年9月13日 13時) (
レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
キュキュ - リクエストをしたいのですが妖精の国に拐われて皆んなが助けに来る話が見たいです。 (2020年9月6日 1時) (レス) id: a0bbb5bb79 (このIDを非表示/違反報告)
優空(プロフ) - リクエストにお応えしてくださってありがとうございます！最高すぎてニヤニヤしながら読んでしまい、側から見たら変人になっていたと思います笑 これからも楽しみに更新を待っています！ (2020年8月26日 0時) (レス) id: 9350a6e84c (このIDを非表示/違反報告)
ALICE(プロフ) - カルーアさん» 確認しましたが、本当に同じ文章が繰り返されていました！ご指摘ありがとうございます、只今修正致しました！ご不便をおかけいたしまして申し訳ありません、今後ともよろしくお願いいたします！！ (2020年8月7日 15時) (レス) id: 8355c0cb19 (このIDを非表示/違反報告)
カルーア(プロフ) - コメントさせていただきました。これからも応援しています。更新頑張ってください！ (2020年8月6日 16時) (レス) id: 0fc594eb2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ALICE | 作成日時：2020年7月27日 3時
