俺らの妹は血が繋がってないのでなんでもやりたい放題だよな【おそ松さん】

第6話 ページ7

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「やり直し」


「えっ」


「なんでそばぱんつでなんでそのパンツで来ちゃうかなぁ！？パーカーでって言ったよね兄さん！」


「あ、はい」



「着替えてきて」



「…はい」




兄さんは人の言うことを聞かないのか、まったく
せっかく妹が荷物持ちというデートに誘ってるというのに


少しイライラし始めるとカラ松兄さんが戻ってきた



「た、ただいま」



「おかえり兄さん｣



急いでたのか紅潮してる頬、だいぶ息切れしてるみたいだった、悪いことしたな


「あ、あぁ、今日はあったかいなシスター」


「ん？うん、薄いコートいるかと思ったけど要らなかったね、脱いでくる」



すっと脱ぐとカラ松兄さんは余計に顔が赤くなった
暑いから脱いだんだけどさすがに半袖は駄目だったかな



「シスター、その、頼むからコートを着ていてくれ」



「暑いからやだよ兄さん」



とってもいい笑顔で言うとカラ松兄さんは『だめだ、着ていてくれ』と手で目を覆った



「兄さん暑い、着させたんだからアイス買ってね」



「それでお前がきていてくれるならいくらでも買おう」



「やったやった」


「ふっ、愛するシスターのためならこのくらいの出費」



「それじゃあ行くよー」



「あ、はい」



さぁさぁやって来ました遊園地
いやどうしても行きたかったんです。最近できたところでとても面白いって話だったので



でもいざ来てみると…



「ねぇだぁりーん、観覧車乗ってしよー？」



「いいぜはにぃ」



うんっ、やっばいね！！
とても雰囲気がピンクで兄さんと気まづい雰囲気になっています




「結衣、本当にここに来たかったのか、ちょっと俺にはきつい」



「うん、ごめんなさい兄さん、まさかこんな雰囲気だとは思わなかったのだよ」



真昼間からこうなってるとは思わないじゃん
とりあえずアイスを奢ってもらってジェットコースターと諸々乗って帰ることにした



「結衣、アイスこれでよかったか？」



「うん、ありがとう」



舐めて食べる派の私はひたすら溶けないうちに頑張って食べている
そんな様子を見たカラ松兄さんはニコッと微笑んで私の頭を撫でた



「早く食べないと溶けるぞ」



「ふぁい、んぐ、」



急いで食べようとしているとカラ松兄さんは私の空いてる手をとって歩いていった
一体どこへ行くんだろう



「どこいくの兄さん」



「ん、いや立ちながらより座ってたほうが食べやすいと思ってな」



優しさの塊か

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