第38話 ページ39
｢ふっ、ん、、ぁっ、は｣
｢っ、はぁ、かわい｣
そっと頭を撫でながらいつの間にか抱きついていた私の背中を優しくさすってくれた
｢も、むりだから、はじめてなのに｣
｢ごめん、ごめんね、でもちょっとこんなキスしたらほんとに欲張っちゃう｣
『結衣の色んなトコ、もっとみたいな？』と耳元で囁くもんだから『ひっ』と声を出してしまった
｢水着、脱がせていい？｣
そう言いながら兄さんは私の水着の紐に手をかけた
｢やだ、やだほんとお願いだから、兄さん｣
｢この状況で兄さんって…反則だよもう、トド松って呼んで、ね？｣
だんだん引っ張っていき外されてしまうと思ったその時、『どぅーーん！！！』と、元気な声が聞こえた
｢ま、トド松兄さん、絶対十四松兄さん来てる！他の兄さんたちも絶対いる！｣
｢いや気の所為だって可能性も…｣
『バレないようにしてたのに』とぶつぶつ1人で考え込んでいるうちに逃げようと思ったが思いの外抱きしめてる腕の力が強かった
｢兄さん、離して、後足を私の足の間に入れないで｣
｢うん、絶対兄さん達はいない、気の所為だよ、だからもういっかい、キスしたいな？｣
｢お願い兄さん、現実見て｣
やだやだとキスを拒む私とお願い？と可愛くねだってくるトド松兄さんの横から『何してんのぉー！』と十四松兄さんがでてきた
｢わぁぁぁ！！十四松兄さん、なんでここに…｣
｢トッティがレンタカーのパンフレット見てたからどこ行くのかなーと思って朝兄さん達起こしてついてきたっす！｣
｢はっ！？兄さん達まで！？｣
｢ドードーまーつーくぅーん？｣
洞窟の入口辺から鉄バット片手に他兄弟達がにっこりと笑顔で近付いてきた
その度兄さんが私を抱きしめる力は強くなっていった
｢いや離してお願い！私までやられる！｣
｢結衣がいる限り僕は殴られない！！｣
｢意味わかんないよもう！｣
するとカラ松兄さんが力技で私をぐいっと離し、チョロ松兄さんの方へ私を押した
｢わっ、｣
｢っと、大丈夫結衣、変な事されてない？例えばキスとかキスとかキスとか｣
｢おーけー、バッチリ全部見てたんだね｣
｢片付けてくるからちょっとだけ待っててね？｣
｢お手柔らかに〜｣
少し汗を流しながらトド松兄さんがしめられていくのを眺めていた
一松兄さんと十四松兄さんが私のことをすごく『よぉしよしよし』と撫でて心のケアと言いながら太ももも撫でてきた
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキャラ
一松兄さん
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大重まりな(プロフ) - ((((；ﾟДﾟ)))))))まじ・・・続きが楽しみすぎる！更新頑張ってくださいね！ (2019年12月29日 19時) (
レス) id: c5c357069e (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 凄く面白かったです!イッキ読みしました。本当に6つ子に妹がいたらこうなっている気がします･･･。 (2019年9月30日 20時) (レス) id: cbdaf79d75 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆっこ - これを見てはぁはぁ言っている私は、ついに変態へと覚醒してしまった。 (2019年7月20日 23時) (レス) id: 354b18a198 (このIDを非表示/違反報告)
米森ルカ(プロフ) - 頑張ってください〜！楽しみにしてます！ (2019年7月16日 20時) (レス) id: 4bcfa0b979 (このIDを非表示/違反報告)
たんてぃー - すんごい楽しみです更新頑張ってください！！ (2019年4月25日 19時) (レス) id: 748ce87adf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎ56 | 作成日時：2019年3月30日 13時
