298話 「みゆきちゃんは俺達にも色々な気持ちを隠していると思うんだ…」 ページ48
カラ松side
カラ松「ご馳走様」
俺は食器などを片付けた。
立ち上がってから食器などを持ち、台所に向かった。
(みゆきちゃん…。)
洗面器にはすでに父さんと母さんの食器などが水に浸かっていたので、そのまま自分の食器などを入れてから父さんと母さんの所に行った。
お父さん「カラ松。父さん達の部屋で話をしようか」
カラ松「うん」
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みゆきside
みゆき「ご馳走様でした」
私は立ち上がってから食器などを持ち、台所に向かおうとするとお父さんとお母さんとカラ松が出て来て居間に入って来た。
お母さん「みゆきちゃん。悪いんだけど、後片付けを頼んでいいかしら?」
みゆき「うん」
お母さん「じゃあ、お願いね」
そう答えると、お父さん達は居間を出て行った。
十四松「ご馳走様でした!おいしかった!!」
一松「…ご馳走様」
一松と十四松は立ち上がってから食器などを持ち、台所に向かった。
私は一松と十四松の後を追い、台所に向かった。
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トド松side
おそ松「ご馳走様」
おそ松兄さんが立ち上がって食器などを持ち、台所に向かったのを見計らって僕はズボンのポケットからスマホを取り出した。
チョロ松「トド松。食べながらスマホ操作するなよ」
トド松「うん…」
僕はスマホをテーブルの上に置いた。
トド松「さっき…。みゆきちゃんが好きな声優さんを調べた後で昨日あったことを調べたけど、ニュースになっていないんだ」
チョロ松「えっ…。そんなわけないだろう?」
トド松「僕もそう思ったんだ。何か事件が起きたら絶対ニュースになるはずだよね」
チョロ松「確かに…。あっ、早く食べよう」
トド松「うん」
僕とチョロ松兄さんは再び食事を始めた。
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カラ松side
俺は父さんと母さんと向かい合って座っている。
カラ松「みゆきちゃんは俺達にも色々な気持ちを隠していると思うんだ…。そのことを誰にも話すことができなくて、苦しい思いをしているんじゃないかと思うと…。俺は…!!」
俺はうつむいてしまった。
お父さん「カラ松。顔を上げなさい」
父さんに声をかけられ、俺は顔を上げた。
お父さん「父さん達が旅行に行ったことが原因でみゆきちゃんにつらくて苦しい思いをさせたのはわかっていたんだ」
お母さん「みゆきちゃんが母さんやお父さんに話しかけてくれるのは嬉しいんだけど、おそ松達とも仲良くしてほしかったのよ」
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作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時