296話 「夢の中でパパとママにあんな態度をみんなの前で取るなんて、最低だよね」 ページ46
みゆきside
一松は箸、トド松はスプーンをテーブルに並べている。
そこへチョロ松がご飯が入った茶碗を2つ持って来た。
チョロ松「みゆきさん。ご飯持って来たよ」
チョロ松は私とおそ松の席にご飯が入った茶碗を置き、再び台所に入って行った。
一松は箸、トド松はスプーンをテーブルに並べ終えてから再び台所に入って行った。
おそ松「みゆきちゃんは座って待ってて」
みゆき「う、うん」
おそ松はお盆を持って立ち上がり、再び台所に入って行った。
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チョロ松side
僕と一松とトド松が台所に入るとテーブルの上にはご飯が入った茶碗が7人分置いてあった。
十四松「みんなのご飯盛ったよ!」
十四松はしゃもじをしゃもじ立てに立ててから、炊飯器の蓋を閉めた。
チョロ松「ありがとう。持ってくよ」
一松「…お腹空いた」
トド松「早く持って行こう」
十四松「うん!」
僕と一松とトド松はご飯が入った茶碗を両手に持った。
チョロ松「十四松。頭に乗せて持って行ったらダメだからね」
十四松「はーい!」
(本気だったのかよ…。)
そこへ、おそ松兄さんがお盆を持って台所に入って来た。
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おそ松side
おそ松「おっ」
カラ松と父さんは菜箸を使ってスープ皿にレタスやわかめを敷いている。
そんな中、カラ松が顔を上げた。
カラ松「ああ、兄貴」
お父さん「おそ松。これを母さんの所に持って行ってくれないか?」
おそ松「は〜い」
俺はレタスとわかめが入っているスープ皿を両手に持って母さんの所に行った。
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トド松side
僕とチョロ松兄さんと一松兄さんと十四松兄さんはご飯が入った茶碗を両手に持って居間に入り、ご飯を置いていった。
トド松「みゆきちゃん。ご飯持って来たよ」
みゆき「えっ…」
みゆきちゃんは僕の声に気付いて、僕達の方を見た。
チョロ松「はい。みゆきさん」
チョロ松兄さんはみゆきちゃんの所にご飯が入った茶碗を置いた。
みゆき「ありがとう」
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一松side
みゆきちゃんは考え事をしていたのか、少しボーっとしていた。
一松「…十四松、トド松。母さん達の手伝いに行こう」
トド松「うん」
十四松「は〜い!!」
俺は十四松とトッティに声をかけて台所に向かった。
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no side
チョロ松「みゆきさん。今日は僕と一松の間でいいかな?」
みゆき「うん。私…。夢の中でパパとママにあんな態度をみんなの前で取るなんて、最低だよね」
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作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時