絆-おそ松さんの世界にトリップ-パート6

288話　夢の中-再会- ページ38

みゆきside(夢の中)

みゆき「パパ…。ママ…」

モヤが消えた瞬間、パパとママがいるのがわかった。

チョロ松「みゆきさん」
十四松「パパとママが待ってるよ！」
みゆき「う、うん…」

私は走って、パパとママの所に向かった。

(パパ…！ママ…！)

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no side(夢の中)

パパ「ん？」
ママ「あっ…」

みゆきの父である中村 大地〈なかむら だいち〉と母である中村 泉〈なかむら いずみ〉が走って来る誰かの存在に気付いた。

ママ「みゆき！」

みゆきは大地と泉の所に行った。

パパ「みゆき…！」

大地はみゆきを抱きしめた。

みゆき「パパ…？」
パパ「みゆき…。無事でよかった…」

泉は大地とみゆきの様子を見て、微笑んでいた。

ママ「あっ…」

泉の前に、おそ松達がやって来た。

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みゆきside(夢の中)

パパに抱きしめられている中、おそ松達がやって来たことに気づいた。

(みんな…。)

みゆき「パパ。みんなが来てるから、そろそろ離してほしいんだけど…」
パパ「あっ！そ、そうだね」

パパは慌てながらも、私からそっと離れた。

みゆき「うふふっ」
パパ「えっ？」

私はふと、みんなの方を見た。

みゆき「あっ…」

そこには館長の福山大輔さんと寮母の福山桃子さんの姿もあった。

デカパン「みゆきさんのお父さんとお母さん、学生会館の館長さんと寮母さん…。本当に申し訳ないダス！！すべてはあなた方の世界に行きたいと思って発明品を作り、みゆきさんをこの世界に巻き込んでしまったことを今でも悪かったと思っているダス！！」

デカパン博士はそう言って頭を下げた。

館長「デカパン博士。顔を上げてください」
寮母「そうですよ」

デカパンは顔を上げた。

ママ「夢の中ですが、みゆきやみなさんに会うことができて…。とても嬉しいです」
パパ「ありがとうございます！みゆきがこんなに元気になってくれたのは、みなさんのおかげです！」
お父さん「いいえ。私達は何もしていませんよ」
お母さん「みゆきちゃんが来てくれたことで、毎日楽しく過ごしていますよ」
パパ「そうですか」
ママ「みなさんのこと、僭越ながら色々と調べさせていただきましたよ」
お母さん「そうだったんですね」
おそ松「えっ！俺達のこと、調べたの！？」
チョロ松「おい！そんな言い方、みゆきさんのお母さんに失礼だろ！すみません。うちのクズ長男が失礼なことを言って…」
一松「…チョロ松兄さんが一番失礼」

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