252話 ハローワークに行く準備 ページ2
みゆきside
私は朝ご飯を食べている。
さっき、おそ松とカラ松に会ってお互いに「おはよう」と声をかけた。
そこへ十四松とトド松が居間に入って来た。
十四松「みゆきちゃん、おはよ〜!」
トド松「おはよう!」
みゆき「おはよう。今日はみんな、ハローワークに行くんだってね」
十四松「うん!顔洗って来ます!」
トド松「僕も行くね」
みゆき「うん」
十四松とトド松は居間を出た。
---------------
一松side
チョロ松「よし、準備オーケー!」
一松「…僕も」
僕とチョロ松兄さんは準備を終えた。
チョロ松「二人とも、準備してる?」
おそ松兄さんとカラ松はカバンの準備をしている。
カラ松「もちろんだ、ブラザー!」
おそ松「へいへい…」
(チョロ松兄さん。おそ松兄さんとカラ松を見張るために、わざと十四松とトッティを先に洗面所に行かせたな…。)
おそ松「でも、どういう風の吹き回しなの〜?どうせハローワークに行ったって求人票もらったり、コンビニでアルバイト情報誌買って読んで終わりでしょ〜?」
チョロ松「確かに今まではそうだったけど…」
一松「…けど?」
チョロ松「みゆきさん…。いつかは元の世界に帰っちゃうし、僕達にできることを精一杯やった方がいいのかなって…」
カラ松「チョロ松…」
---------------
みゆきside
みゆき「ご馳走様でした」
私は立ち上がり、食器を持って台所に入った。
お母さん「あら、みゆきちゃん」
お父さんとお母さんは椅子に座ってチラシを見ていた。
お母さん「食器、流し台に置いておいてね」
みゆき「うん」
お母さんは立ち上がって、台所に向かって食器洗いを始めた。
みゆき「お母さんとスーパーのチラシを見てたの?」
お父さん「うん。赤塚スーパーのチラシを見てたんだよ」
みゆき「へぇ…」
私は赤塚スーパーのチラシにざっと目を通した。
みゆき「今日は野菜が安いんだね」
お父さん「みゆきちゃんも一緒に買い物に行かないかい?」
みゆき「えっ…」
お母さんは食器洗いを終え、キッチンにかかっている小さいタオルで食器を拭いている。
お父さん「おそ松達も出かけるから、どうかなと思ってね」
みゆき「うん…。行って、みようかな」
お母さん「うふふ…」
お母さんは食器を拭き終え、食器棚に持って行った。
そこへチョロ松と一松が台所に入って来た。
チョロ松「おはよう、みゆきさん」
一松「…おはよう」
みゆき「おはよう」
お母さんは食器を食器棚にしまい終えた。
253話 「小学校から中学校時代、パパやママと出かけるのが怖かったの」→←251話 『おそ松さん』の世界・9日目
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時