251話 『おそ松さん』の世界・9日目 ページ1
みゆきside
みゆき「ん…」
私は目を覚ました。
ゆっくり起き上がり、布団を出て着替えることにした。
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no side
六つ子「ご馳走様でした!」
パジャマ姿の六つ子は立ち上がり、それぞれの食器を持って台所に入った。
松造と松代はテーブルで食事をしていたので驚いた。
お母さん「起きるのも早いけど、食べ終わるのも早いわね…」
チョロ松「今日はハローワークに行くんだ」
お父さん「ハ、ハローワーク!?お前達、熱でもあるんじゃないか?」
お母さん「洗い物片付けるから、流し台に置いてちょうだい」
六つ子「は〜い!」
六つ子は食器を流し台に置き、居間を出て行った。
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みゆきside
私は居間に入った。
みゆき「おはよう…って、あれ?」
私の分の朝ご飯がテーブルに置いてあった。
そこへ、お母さんが居間に入って来た。
お母さん「おはよう。みゆきちゃん」
みゆき「おはよう…。みんなは?」
お母さん「ニート達、ハローワークに行くんですって」
みゆき「ハローワーク!?」
お母さん「今度こそ、ニート脱却できるといいんだけどね…」
みゆき「そ、そうだね…」
(そんな、うまくはいかないでしょ…。)
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チョロ松side
おそ松兄さんとカラ松が洗面所で顔を洗っている間、僕達は出かける準備をしている。
カバンに筆入れ、ファイルなどを入れていると何かを見つけた。
チョロ松「あ…」
(葵さんの名刺だ…。)
トド松「チョロ松兄さん?」
トッティ達が僕の所に来た。
一松「…この前のフォトウェディングのカメラマンの息吹 葵〈いぶき あおい〉さんの名刺だね」
トド松「この名刺…。いつ、もらったの?」
チョロ松「僕達が着替えを終えて、みゆきさんをロビーで待ってる時だよ」
トド松「へぇ…」
襖が開き、僕達が振り向くとおそ松兄さんとカラ松がいた。
おそ松「洗面所空いたよ〜」
おそ松兄さんとカラ松が部屋に入った。
チョロ松「十四松、トッティ。先に顔洗って来なよ」
十四松「は〜い!」
トド松「いいの?」
十四松「じゃあ、行って来ま〜す!」
十四松とトッティは部屋を出た。
トッティが最後に出て、襖を閉めた。
カラ松「チョロ松、その名刺はなんだ?」
チョロ松「フォトウェディングのカメラマンの息吹 葵さんの名刺だよ」
カラ松「ああ…。そういえば、みゆきちゃんと料理を選んでいる時にチョロ松と葵さんがいたな」
一松「…おそ松兄さん、早く出かける準備しよう」
おそ松「う、うん」
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作者名:よっちー | 作成日時:2017年6月12日 22時