検索窓
今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:17,988 hit

46話 十四松、泣く ページ46

チョロ松side

僕達は休憩するために公園に入った。

みゆき「あれ?チョロ松!みんな!」

おそ松兄さんとみゆきさんがベンチに座っていた。

チョロ松「おそ松兄さん!みゆきさん!どうしてここにいるの?」
みゆき「おそ松が“お昼代持ってない”って言ってるから、途方に暮れてたところなの」
おそ松「みゆきちゃん、ごめん…」

おそ松兄さんは、ものすごく落ち込んでいた。

みゆき「いいよ、気にしないで」
十四松「さっきスーパーでお菓子買ったから、みんなで食べようよ!」
チョロ松「えっ、それって明日のパーティーで食べる予定のお菓子だろ!?」
トド松「さっき病院の売店で買った飲み物もあるし、カラ松兄さんの退院前祝いってことで!えへっ」
チョロ松「カラ松がいないのにやるのかよ!?」
一松「…りんごと梨は明日食べればいいんだし、お菓子は今食べてもいいんじゃない?」

(お前ら、どんだけ腹減ってんだぁ…!?)

みゆき「栄養偏っちゃうけど、みんなも私もお腹空いてるから仕方ないよね…」
チョロ松「まあ、みゆきさんもお腹空いてるなら仕方ないね」
一松「…ねぇ、あっちの椅子付きテーブルで食べない?」
おそ松「じゃあ、そうするか!」

僕達は移動することにした。

---------------

十四松side(回想1)

十四松「2978、2979、2980!!」

僕は今、公園で素振りの練習をしている。
一松兄さんに声をかけたら、調子が悪そうだから一人で素振りの練習をすることにした。

十四松「2998、2999、3000!!よっしゃあ、素振り3000回!!…うん?」

カラ松兄さんはいつものジャケットを着て、サングラスをしながら遠くのベンチに座っていた。
僕のことを見ていた?
カラ松兄さんが座っているベンチにカップルが通り過ぎたら、カラ松兄さんはいなくなっていた。

十四松「カラ松兄さん…」

---------------

十四松side(回想2)

カラ松兄さんはこの前、「星を見たくなったから起きた」って言っていた。
だけど、布団になかなか戻って来ないから部屋のドアを開けてみた。
すると…。

カラ松「うっうっ…」

カラ松兄さんは体育座りをしながら静かに泣いていた。
僕はカラ松兄さんの所に近づいて、頭を優しくなでてあげた。

カラ松「えっ…」

カラ松兄さんはそっと頭を上げた。

カラ松「十四松…?」
十四松「泣かないでよ、カラ松兄さん…」

僕の目から涙が出て来た。

カラ松「十四松こそ…。泣いているじゃないか…」

47話 カラ松退院前祝い!?→←45話 おそ松と一松、泣く



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.4/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , トリップ , 二次元   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。(笑) (2017年10月29日 19時) (レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか?主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:よっちー | 作成日時:2016年8月9日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。