45話 おそ松と一松、泣く ページ45
おそ松side(回想の続き)
俺は競馬場の前にいる。
おそ松「俺は…。お前のお兄ちゃんなんだぞ…。カラ松ーっ！！」
俺は泣き叫んだ。
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みゆきside
おそ松は目を覚まし、慌てて起き上がった。
おそ松「夢か…」
みゆき「おそ松、大丈夫？カラ松の名前、叫んでたよ…」
おそ松「え？ああ、大丈夫。…って、他のみんなは？」
みゆき「みんなは買い出しのために先に帰ったから、おそ松が起きるのを待ってたの」
おそ松「そっか。ごめん、みゆきちゃん」
みゆき「ううん」
おそ松「じゃあ、帰ろうか。カラ松、明日迎えに行くから」
カラ松「おう」
みゆき「じゃあ、カラ松。明日、家で待ってるね」
カラ松「ああ」
私が病室のドアを開けると看護師さんがカラ松の昼食を持って立っていた。
看護師「失礼します。カラ松さん、昼食をお持ちしました」
カラ松「あっ、はい…」
おそ松「もう昼か…」
看護師さんは病室に入り、テーブルに昼食を置いて行った。
看護師「失礼します」
看護師さんは病室を出た。
みゆき「じゃあね、カラ松」
私とおそ松は病室を出た。
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チョロ松side
とりあえず、買い物リストを見ながら八百屋と精肉店とスーパーで買い物をした。
みんなで手分けして買い物袋を持っている。
トド松「結構重いね…」
チョロ松「人数が多いからね…」
一松「…りんご買ったし、みゆきちゃん喜ぶね」
十四松「僕は平気〜！」
路地裏に差しかかった。
一松「…ちょっといい？」
一松以外「ん？」
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一松side
僕は路地裏に入って、猫達に会いに行った。
一松「…みんな、久しぶり」
猫1「ニャーニャー！(久しぶり！)」
猫2「ニャー？(今日はご飯ないの？)」
一松「…今日は忙しいから、また来るね」
僕はみんなの所に戻った。
一松「…ごめん、行こうか」
チョロ松「うん…」
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一松side(回想)
部屋で泣いていたカラ松を見た後、煮干しを持って路地裏にいる猫達に会いに行った。
一松「……」
僕はしゃがんで煮干しの袋を開け、猫達は煮干しの所に群がった。
猫1「ニャー？(元気がないね？)」
一松「…僕の気持ちがわかるの…？」
涙が出て来た…。
一松「…ごめん…。カラ松のことが心配なんだ…。今度はいつ行けるかわからないけど、また会いに行くから待ってて…」
猫2「ニャー！(わかった！)」
一松「…本当に…。ごめん…」
僕は、涙が枯れ果てるまで泣いた…。
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よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。（笑） (2017年10月29日 19時) (
レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか？主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっちー | 作成日時：2016年8月9日 10時
