41話 お見舞い ページ41
カラ松side(回想1の続き)
おそ松「カラ松…」
カラ松「!?」
俺は涙を拭った。
おそ松は俺の所にやって来て、しゃがんだ状態で話しかけて来た。
おそ松「あの時さ…。俺とあいつらの前では笑って許してくれたけど、本当は許してないんじゃないの?」
カラ松「えっ…?」
おそ松「俺とお前は、あいつらの兄貴だろ?だけど、俺にとってお前は弟なんだよ。だから…」
カラ松「話して解決するくらいなら、とっくに話しているさ!これは俺の問題だ!!ほっといてくれよ…」
涙が出て来た。
おそ松「ごめん…」
---------------
カラ松side(回想2)
カラ松「うう〜ん…。はっ!」
何かの夢にうなされて目が覚めてしまった。
だが、何の夢なのかがわからない。
おそ松達が眠っているのを確認し、静かに部屋を出た。
---------------
no side(回想2の続き)
一松「…クソ松?」
おそ松&チョロ松「カラ松?」
十四松&トド松「カラ松兄さん?」
おそ松達が起きてしまった。
一松「…クソ松。うなされてなかった?」
トド松「うん、僕も思った」
おそ松「……」
チョロ松「そう?明日早いからもう寝るよ」
チョロ松は寝ぼけながら答えた。
十四松「僕、ちょっと見て来る」
十四松が部屋のドアを開けたら、カラ松がいた。
カラ松「おう、十四松か」
十四松「カラ松兄さん、何してるの?」
カラ松「ああ、星を見たくなったから起きたんだ。十四松はもう寝た方がいい」
十四松「うん、わかった!」
---------------
カラ松side
カラ松「ん…」
俺は目を覚ました。
カラ松「あれ…?涙が出ていない…」
誰かが病室のドアをノックした。
カラ松「は、はい!」
俺は驚いて、サングラスをかけた。
みゆきちゃんとおそ松達が病室に入って来た。
---------------
みゆきside
みゆき「カラ松、おはよ〜。…って、サングラス好きだね〜…」
カラ松「フッ。おはよう!カラ松ガールズ&ブラザー」
俺はそう答えながらサングラスを外した。
カラ松以外「……」
一松「…そのサングラス、へし折ろうか?」
カラ松「えっ」
みゆき「一松!!」
一松「…フフッ、冗談だよ」
チョロ松「とにかく、座ろうよ」
チョロ松は椅子を用意してくれた。
みゆき「ありがとう。あれ?」
一松はカラ松の近くに地べたに座り込んだ。
みゆき「一松、そこでいいの?椅子あるよ」
一松「…別にいいよ」
(ふふっ。カラ松の近くにいたいんだね。)
8人がお気に入り
「おそ松さん」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。(笑) (2017年10月29日 19時) (レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか?主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:よっちー | 作成日時:2016年8月9日 10時