検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:17,997 hit

34話 大きな存在 ページ34

チョロ松side

電話口:カラ松「みゆきちゃん、どうかしたのか!?」
チョロ松「眠ってるみたいだね。心配ないよ」
電話口:カラ松「よかった…」

僕はみゆきさんに布団をかけてあげた。

トド松「疲れちゃったんだね…。みゆきちゃん」
おそ松「カラ松。明日、みゆきちゃんと一緒にみんなで見舞いに行くよ。今日は、みゆきちゃんと話をして元気になったんだろ?」
電話口:カラ松「えっ…。おそ松、どうして…」
おそ松「お前の元気そうな声聞きゃわかるって。長男なめんなよ!」
トド松「カラ松兄さん。一度、電話切るね」
電話口:カラ松「ああ、わかった」

トッティは電話を切った。
みんなでコップに入ってる残りの麦茶を飲んだ。
十四松は後片付けをして麦茶とコップを載せたお盆を持って行ってくれた。

トド松「みゆきちゃんのコップは残しておこうか。まだ麦茶残ってるから」
おそ松「じゃあ、部屋出るか」

みんなで静かに部屋を出た。

---------------

カラ松side

俺は携帯電話使用可能エリアから病室に戻って来た。

カラ松「…あ」

担当医と看護師が病室にいた。

担当医「ああ、カラ松さん。顔色、だいぶよくなりましたね」
カラ松「ど、どうも…」

俺はベッドに戻った。

---------------

一松side

さっき、カラ松のことでみゆきちゃんに怒られた。

≪そもそもあなた達があんなことしなければカラ松が入院しなくて済んだんだよ!?わかってるの!?≫

みゆきちゃんが初めてここに来た時から思ったけど、男が苦手なんだと思った。
だけど、おそ松兄さんやカラ松に対してかばう素振りがあった。

≪たとえ六つ子でもお兄さんに向かって“こんな奴”ってなんなの!?そうやってバカにする人なんて大っ嫌い!!≫

(みゆきちゃんってば、なんであんなクズ兄貴達をかばうのかなぁ…。)

---------------

カラ松side

担当医と看護師の診察が終わったところだ。

担当医「先ほどお母様にもお伝えしましたが、明後日には予定通り退院できますよ」
カラ松「はい。ありがとうございます…」
看護師「カラ松さんが元気になったのは中村さんの存在が大きかったのかもしれないですね」
担当医「それと“兄弟ゲンカはほどほどに”ってことですよ。では、また明日診察に伺います。失礼します」
看護師「失礼します」

担当医と看護師は病室を出た。

カラ松「みゆきちゃんの…。存在?」

35話 「誰かを好きな気持ち」→←33話 「心を開いてほしい」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.4/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , トリップ , 二次元   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。(笑) (2017年10月29日 19時) (レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか?主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:よっちー | 作成日時:2016年8月9日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。