23話 『おそ松さん』の世界・3日目 ページ23
みゆきside
みゆき「ん…」
私はゆっくり起き上がって着替え、布団を上げてから食卓に向かった。
いつもの食卓には珍しく3人分の朝ご飯が置いてあった。
お母さん「おはよう。みゆきちゃん」
お父さん「おはよう」
みゆき「おはよう…。おそ松さん達は？」
お母さん「ああ。おそ松達、朝早くから漁師のバイトに行っているのよ」
みゆき「え、ええっ！？」
(あのニート達が仕事！？…っていうか、いつの間に！！)
お母さん「“カラ松の入院費を稼ぐ”とか“トト子ちゃんにお金を返さないといけない”って言ってたわよ」
みゆき「そうなんだ…。あっ、鮭だ！」
お母さん「一昨日、トト子ちゃんの家で経営している魚屋さんで買って来たの。冷めないうちにいただきましょう」
みゆき「うん！」
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カラ松side
俺は目を覚まし、ゆっくり起き上がった。
精神安定剤を飲んで寝ていたからか、何日かぶりによく眠れた気がする。
看護師「カラ松さん、おはようございます」
ドア越しから看護師の声が聞こえた。
カラ松「お、おはようございます！」
俺は驚いて、思わずサングラスをかけた。
看護師は病室に入って来た。
看護師「よく眠れましたか？カラ松さん…」
カラ松「フッ。おかげでよく眠れたよ、カラ松ガールズ」
俺はそう答えながらサングラスを外した。
看護師「そ、そうですか…。朝ご飯、お持ちしますね」
そう言って看護師は朝ご飯を取りに行ってくれた。
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みゆきside
私達は朝食を済ませて、後片付けをしている。
お父さん「じゃあ、行って来ます」
みゆき＆お母さん「行ってらっしゃい！」
お父さんは仕事に出かけた。
お母さん「みゆきちゃん。カラ松の着替えを準備したいから、後片付けをお願いしていいかしら？」
みゆき「うん。いいよ」
お母さんは台所を出た。
(カラ松に「助けて」って言われたけど、私なんかが助けられるのかな…。)
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カラ松side
俺は朝ご飯を食べている。
≪お前ら兄弟こっちに来るな！顔も見たくない！！≫
俺の言葉が…。
あいつらを傷つけた。
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みゆきside
みゆき「お母さん、片付け終わったよ。あれ？」
お母さんの姿が見えなかったが、すぐに戻って来た。
お母さん「片付けありがとう。今、赤塚タクシーに電話してたのよ。カラ松の荷物があって大変だからね」
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よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。（笑） (2017年10月29日 19時) (
レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか？主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっちー | 作成日時：2016年8月9日 10時
