5話 温かい食卓 ページ5
みゆきside
十四松「みゆきちゃん!一緒に食べよ〜。隣はカラ松兄さんだよ」
みゆき「う、うん」
私はカラ松と十四松の間に座った。
カラ松「フッ。やっと来たかい、カラ松ガールズ」
一松「…それしか言えないのかよ、クソ松」
カラ松「えっ」
一松「…みゆきちゃん、気にしなくていいから」
おそ松「まあまあ、メシが冷めちゃうから早く食べようぜ〜…。みゆきちゃん、明日の朝は俺とトド松の間で食べようぜ!」
トド松「それでもいい?みゆきちゃん」
みゆき「うん、いいよ」
おそ松「それじゃあ、みんなそろって…」
六つ子「いただきまーす!!」
この日は温野菜添えハンバーグと豆腐とワカメの味噌汁と炊き立てのご飯だった。
十四松「ハンバーグおいし〜!久しぶりだ〜!」
みゆき「…いただきます」
味噌汁を口にしてから、ハンバーグとご飯を食べた。
みゆき「…おいしい!」
みんなの方を見ると、楽しそうに話をしながら食事をしている。
カラ松「なぁ、トド松」
トド松「ん?」
カラ松「明日…。俺も、みゆきちゃんについて行っていいか?」
カラ松の一言で全員が驚き、黙った。
カラ松「え?どうして、みんな黙るんだ…?」
おそ松「お前、やっとだよ〜?」
カラ松「な、何がだ。おそ松…」
みゆき「私の名前…。初めて呼んでくれましたよね?カラ松さん」
カラ松「えっ、そうだったか?」
六つ子の中で私の名前を最後に呼んでくれたのはカラ松だった。
お母さん「ニート達!ご飯食べたら銭湯行きなさ〜い」
六つ子「は〜い」
お母さん「みゆきちゃん、先にお風呂どうぞ。脱衣所にバスタオルとパジャマを置いておいたわよ」
みゆき「はい。ありがとうございます」
私と六つ子達はご飯を食べ終えた。
みゆき&六つ子「ごちそうさまでした!」
私とおそ松以外は後片付けを始めた。
おそ松「みゆきちゃん」
みゆき「おそ松さん…」
おそ松「さっき、俺とカラ松に対して敬語だったでしょ?確かに俺もカラ松もお兄ちゃんだけど、普通に話してくれていいからね!」
みゆき「え…。う、うん…」
おそ松「それに、こんなこと聞いていいかわからないけどさ。俺達のこと、怖い?」
みゆき「えっ…」
チョロ松「何言ってるんだよ、おそ松兄さん!みゆきさん、こんな奴の言うことなんて気にしなくていいですからね」
みゆき「チョロ松さん!!…たとえ六つ子でもお兄さんに向かって“こんな奴”ってなんなの!?そうやってバカにする人なんて大っ嫌い!!」
8人がお気に入り
「トリップ」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よっちー(プロフ) - 黒バイさん» そうです。その通りです。(笑) (2017年10月29日 19時) (レス) id: 5c2aba33ec (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ - アニメの声優さん中村悠一さんと沢城みゆきさんですか?主人公の名前の (2017年10月29日 19時) (レス) id: e0c016b9ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:よっちー | 作成日時:2016年8月9日 10時