IFルート 幼児化メイドさん その5 end ページ29
「へ?」
「おや、知り合いじゃったのか?」
フロイドとリリアの不思議そうな目に、マレウスは何も答えずただ、愛おしそうな目をレムに向けた
「ああ、鬼の子よ。よく僕だと分かったな」
マレウスは屈んで、レムの頭を優しく撫でた
「だって、匂いは同じだもん!」
ニコニコと知り合い…?…に会えて嬉しいのかマレウスに引っ付くレム
「ねえねえ、マレ!レムのお姉ちゃん何処にいるか知ってる?」
レムはせがむ様に彼の袖を掴み、ジッと見つめる
その様子にマレウスは少しだけ、寂しそうな顔をして呟いた
「………ああ、知っているとも。少し、帰ってくるのが遅くなると言っていた。だから、もう少しだけ良い子で待てるか?」
その言葉を聞いて、レムは目をパチパチとさせるが、うん…!…と頷いた
流石子供、素直である
「ねぇ…メンダコちゃん、レムの姉って知ってる?」
フロイドがボソリとリリアに呟く
彼にしては珍しい配慮だった
「…いや、儂は20年程前に行ったきり鬼の里には行かなかったからのぉ。その姉の事は知らんよ」
リリアの答えに、フロイドはえぇ…という顔をする
「……20年前って…メンダコちゃん何歳なのぉ?」
「…さあな…クク…」
「何それぇ…」
意味深な笑いをされて、フロイドは不服そうに膨れる
だが、
「おい、トカゲ野郎…。テメェ、何一人で独占してやがる」
レオナがマレウスの存在に気付き、心底嫌そうな顔をする
「おや…マレウスさん来ていたんですね。……で、一体何をなさっているんです?何故、レムにそれ程懐かれているので??そこの所を詳しくお教え願いたいのですが??」
アズールは終始ニコニコだが、血管がビキビキいってた
「…お前達には関係なかろう」
「殺す」
「『僕の』レムですが???」
圧倒的に言葉が足りない茨の谷の王子によって
竜参戦
「…マレ?何やってるの?」
それを見ていたレムは心底不思議そうに?マークを頭上に浮かべていた
「…やれやれ、お主はこっちに来い。いいな?」
それを見かねたリリアがレムを安全な所まで移動させようとする
「……うん」
やっぱり不思議そうにしてるレムであった
そして、その数時間後にもとに戻ったレムによってこっぴどく叱られる3人である
______________
いつか英雄が来る、その時まで
IFルート アズールくんのお世話です (夜海さんリクエスト) →←IFルート 幼児化メイドさん その4
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乃亜(プロフ) - 個人的に、ほむほむ推しなので、イデア寮長がほむほむ推しになってくれたら嬉しい (2021年3月28日 13時) (レス) id: b60b5d5449 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 遅くなりましたが、まどマギ1話見ました〜!あれは、地獄ですよ…(経験者は語る) (2021年3月23日 8時) (レス) id: b60b5d5449 (このIDを非表示/違反報告)
未月 - とっても面白いです!更新頑張ってください! (2021年3月15日 19時) (レス) id: 2a27e87c15 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - 夜海さん» コメントありがとうございます。リクエスト承りました!順番にリクエストを消化していくので、もう少しだけお待ち下さい(*´ω`*) (2021年2月28日 19時) (レス) id: d578b282eb (このIDを非表示/違反報告)
夜海 - もしレムがヴィルの使い魔になったらを書いてください (2021年2月27日 19時) (レス) id: a3c70cbb44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こんぶん | 作成日時:2020年10月14日 21時