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IFルート オクタヴィネルの双子メイド その3 ページ17

「いやぁ……流石はラムさんですよ。…私の言葉に全くといっていいほど耳を貸さないんですもん。……もう学園長辞めたい」





「そうか、なら今すぐ辞めることをオススメする。その方がこの学園の生徒達にとってより良いものとなるだろう」





「少しは、渋ってくれてもいいじゃないですか!!」





クロウリーは学園長室で先程まで、ラムに攻撃(毒舌)を喰らって致命傷を負っていたが丁度いいところに現れたクルゥーエルに感謝しまくった





当の本人は


______________


「……ああ、済まない。続けてくれ」





「あら、物分りが早くて助かるわ」





「ちょっ…!助けてくださいよ!!」

______________



といった様にラムに全面的に協力的だったのでクロウリーは危うく第2の毒を受けるところだった





まあ、クルゥーエルがクロウリーに用があったので仕方なくラムに帰ってもらった


______________


「ただし、次にラムのかわいい妹に何かしたら折るわ」





「だから何をですか?!」





鴉は更に泣いた

______________




「いやぁ……しかし、本当にオクタヴィネルの双子は怖いですねぇ。リーチ兄弟といい、あの双子メイドといい……うちの学園は双子に呪われているのでしょうか?」





クロウリーはボコボコにやられた腰をさすり、やれやれと溜息を吐く






「ふっ……今更だな。それに、クロウリー。お前があの少女達をこの学園に迎え入れたのだろう?だったらその責任を果たすことだ」





クルゥーエルは出されたコーヒーを飲みながら優雅に呟く


 


「ええ、勿論わかっていますとも。何せ、あの二人は希少種の鬼族。既に、滅んでしまったとされる伝説の一族の末裔がこの学園の生徒の使い魔だなんて我々教師も鼻が高いでしょう?」





ふふ……と笑うクロウリーにクルゥーエルは嫌味たらしく応えた

 



「……だからお前が嫌いなんだ、クロウリー。その、ねじ曲がった本性と共にな」





クルゥーエルは憎らしそうに呟いて、コーヒーを見つめた
______________



数時間後、モストロ・ラウンジにて





「……レムぅぅぅ……。…何処ですか?僕のレムぅぅぅ……」





アズールは溜めていた書類の束を片付けて大切な使い魔をたどたどしく呼ぶ





「はい。お呼びでしょうか、アズール君」





そんな疲れ切って今にも倒れそうな彼にレムはにこやかに微笑む

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乃亜(プロフ) - 個人的に、ほむほむ推しなので、イデア寮長がほむほむ推しになってくれたら嬉しい (2021年3月28日 13時) (レス) id: b60b5d5449 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 遅くなりましたが、まどマギ1話見ました〜!あれは、地獄ですよ…(経験者は語る) (2021年3月23日 8時) (レス) id: b60b5d5449 (このIDを非表示/違反報告)
未月 - とっても面白いです!更新頑張ってください! (2021年3月15日 19時) (レス) id: 2a27e87c15 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - 夜海さん» コメントありがとうございます。リクエスト承りました!順番にリクエストを消化していくので、もう少しだけお待ち下さい(*´ω`*) (2021年2月28日 19時) (レス) id: d578b282eb (このIDを非表示/違反報告)
夜海 - もしレムがヴィルの使い魔になったらを書いてください (2021年2月27日 19時) (レス) id: a3c70cbb44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こんぶん | 作成日時:2020年10月14日 21時

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