IFルート リドル君とメイドさん その５ end ページ14
「全く、二人とも、いつまで無駄口を叩いているつもりだい？」
「リドル君！！」
そこにはレムが敬愛して止まない、リドルがキッチンの入口に立っていた
「済まないな、リドル。つい、レムと昔話をしてしまってな。懐かしくなって、長く話していたみたいだ」
トレイの苦笑いとレムのキラキラの視線にリドルは責める事も出来ず、やれやれと肩をすくめるだけだ
「……レムはまぁ、仕方ないとして。トレイ、君もか……副寮長としての自覚が足りていないようだね？」
リドルはレムが自分の話をすると止まらない事を知っているのでスルーした
そして、トレイにチラッと視線を向ける
「……リドル、首を刎ねるか？」
トレイは昔のように、リドルとチェーニャと一緒に遊んでいた時のように聞く
それを聞いて、リドルはポカーンとするが直ぐに立て直して口角を上げた
「まさか。そんな事、僕がする訳無いだろう？……まあ、反省文は書いてもらうけれどね」
リドルは微笑む、二人とレムと一緒にいた時のように
「……そうか、そうだったな」
トレイは少しだけ、照れくさそうな顔をして、また作業に戻る
「あ、レム。ちょっと、来てほしいんだ。飾り付けで聞きたい事があってね」
リドルはようやく来た意味を思い出した加トでも言うように、レムに向き直った
「承りました、リドル君」
彼女はいつものように、最適の返事で主にお辞儀をする
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
トレイにキッチンを任せてきた二人はパーティー会場に移動してきた
「……そ、それで、レム。こう言えば、仲良くなれるかな？」
「はい、大丈夫ですよ。もし、リドル君の事を嫌いだっていう輩がいましたらレムが徹底的に潰します」
「………レム、それはやめろと毎回言っているだろう？本当に君は……」
レムのいつもの「リドル君は素敵です」が炸裂して、何も知らない一年に被害が及ぶのは流石に黙って見ていられない
「ふふ…申し訳ありません。……そういえば、昨日、タルトを一年生に盗み食いされたとお聞きしましたがどうなりました？」
「…ん？ああ、その生徒なら、今は自室で反省文を15枚書いているだろう。流石に、お咎めなしはいけないからね。……全く、今年の一年生は前代未聞だ。シャンデリアを入学早々に割るなんて聞いたことがない」
リドルは呆れて首を横に振る
その様子にレムは笑うのだった
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乃亜(プロフ) - 個人的に、ほむほむ推しなので、イデア寮長がほむほむ推しになってくれたら嬉しい (2021年3月28日 13時) (
レス) id: b60b5d5449 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 遅くなりましたが、まどマギ1話見ました〜！あれは、地獄ですよ…（経験者は語る） (2021年3月23日 8時) (レス) id: b60b5d5449 (このIDを非表示/違反報告)
未月 - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2021年3月15日 19時) (レス) id: 2a27e87c15 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - 夜海さん» コメントありがとうございます。リクエスト承りました！順番にリクエストを消化していくので、もう少しだけお待ち下さい(*´ω｀*) (2021年2月28日 19時) (レス) id: d578b282eb (このIDを非表示/違反報告)
夜海 - もしレムがヴィルの使い魔になったらを書いてください (2021年2月27日 19時) (レス) id: a3c70cbb44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぶん | 作成日時：2020年10月14日 21時
