IFルート リドル君とメイドさん その４ ページ13
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
あれから、数年の時が流れてリドルはＮＲＣに入学した
リドルの母はあの時以来、行動を改めるようになって、レムとリドルに謝罪した後にリドルの好きないちごタルトを買ってきてくれた
そのため、毎日の日課となっていたできるまで勉強は無くなったが、リドル本来の気質もあるせいか、前以上にやる気になってしまった
勿論、レムが監督して、リドルに休憩時間を設けた
誰かが止めないと一人で抱え込んで、やり過ぎてしまうのがリドルだからである
レムはその辺はしっかりと教育した
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「リドル君、ルールを守るのは大切ですが、それで体調を崩していては元も子もありませんよ？」
「う…ん…。ごめんね、レム。心配かけて」
ゴホゴホと辛そうに咳をするリドルにレムは甲斐甲斐しく世話をやく
リドルのわかるまで勉強する凝り性が裏目にでてしまった
「本当に心配したんですから。次は、無理をなさらないで下さいね。……じゃないと、レムは怒ってしまうかもしれません」
ふふふ……と口に手を当てて笑うレムをリドルは安心して目を閉じていく
前までは次の朝の課題を心配していた筈なのに、それも無くなって
「………………ありがと、レム」
リドルは幸せそうに眠りについた
「はい、良い夢を」
レムは彼の頭をなで続ける
この日は冬だというのに、とても暖かかった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「で、ここまで来たと。なるほど、本当に変わったよ、リドルは。リドル自身が今日の新入生歓迎会を開こうと言うほどに。……全く…厳格なハートの女王が怒りそうだ」
トレイはクツクツと笑い、楽しそうに話す
「そうですか？……でも、もし、ハートの女王様が怒るのなら、レムが角を生やして怒りますよ。で、リドル君の邪魔をするなぁ〜って言ってどっかに行ってもらいます」
レムは指で頭に角を生やして、楽しそうに話す
「ははっ……それは怖いな。…そういば、俺達が最初に会った時もかなり強引だったと思うぞ？初対面なのに、『リドル君のお友達になって下さい！！』って俺とチェーニャに頭まで下げてさ」
「ゔぅ……それは忘れて下さい。未だに、チェーニャ君にそれについてからかわれているんですから」
レムが唸っているとある人物がハーツラビュル寮のキッチンに足を踏み入れる
そして、それが誰なのか一番にレムは察知した
IFルート リドル君とメイドさん その５ end→←IFルート リドル君とメイドさん その３
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 170人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
乃亜(プロフ) - 個人的に、ほむほむ推しなので、イデア寮長がほむほむ推しになってくれたら嬉しい (2021年3月28日 13時) (
レス) id: b60b5d5449 (このIDを非表示/違反報告)
乃亜(プロフ) - 遅くなりましたが、まどマギ1話見ました〜！あれは、地獄ですよ…（経験者は語る） (2021年3月23日 8時) (レス) id: b60b5d5449 (このIDを非表示/違反報告)
未月 - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2021年3月15日 19時) (レス) id: 2a27e87c15 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - 夜海さん» コメントありがとうございます。リクエスト承りました！順番にリクエストを消化していくので、もう少しだけお待ち下さい(*´ω｀*) (2021年2月28日 19時) (レス) id: d578b282eb (このIDを非表示/違反報告)
夜海 - もしレムがヴィルの使い魔になったらを書いてください (2021年2月27日 19時) (レス) id: a3c70cbb44 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こんぶん | 作成日時：2020年10月14日 21時
