二人の契約 ページ4
だが、彼は重要な事に気づいてしまう
「…あれ、でも『人間』って使い魔として契約できるの？」
彼の心底不思議そうな言葉に彼女は微笑む
「それは心配入りませんよ、アズール君。レムは『鬼』ですから」
「えっ…『おに』？？？」
「はい」
「あの悪い子のところにやってくる？？」
「昔話とかにはよくありそうですね」
「…え、え、………えぇぇぇぇえええ！！」
その時、深い海の底で蛸の少年の叫び声が響いた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ほ、ほ、ほんとうに『おに』っているんだぁ……」
そうしてビクビクしながらまた蛸壺に引きこもってしまった困った召喚主を見て少女はプンプンと怒った
「失礼ですね、今ここにいるじゃないですか」
そんな姿を見て、アズールはおそるおそる蛸壺から顔を出し彼女の方を見る
「あ、あの…その……ぼくのこと…たべない？」
「食べませんよ、レムはちゃんと人間の食べ物を食べますから」
「ほ、ほんとうに…？」
「全く、疑り深いですね。食べませんから、そこから出てきてください」
「う、…うん」
そうしてようやく出てきた召喚主
一人は蛸の少年でもう一人は鬼の少女と何ともチグハグな光景だが二人は向かい合った
「…あ、あの、ぼくの名前はアズール・アーシェングロット」
「はい、私の名前はレムと申します。アズール君」
「……む、なんでアズール君って呼ぶの？」
「だって、その方が可愛らしいと思って」
「もう、バカにしてるでしょ！！」
「ふふっ…そんなことは」
そうして二人は契約の儀を行い、ようやく主と使い魔の関係になった
因みにレムがアズールと契約した理由はこの超かわゆいショタが他の子に虐められるなんて許せない！！
私が守るんだから！！
という謎の使命感ということはアズールは知らない
そして彼が弱みを見せるのはレムと一緒にいる時だけになる事もまだ知らない
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
取り敢えず、バブールを甘やかして下さいレムさん！！！もう膝枕でも何でもしちゃ((殴
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癒し系猫 - バブーr((ｺﾞﾎﾝｺﾞﾎﾝアズールマジで可愛いっスよね！なんかスを付けるとラギーっぽいっスねぇ！ (2020年11月8日 15時) (
レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - あたしですさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです！ (2020年10月18日 16時) (レス) id: 7c7426a4d6 (このIDを非表示/違反報告)
あたしです - あ好き(( (2020年10月17日 23時) (レス) id: c5c420c491 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！そうですねぇ……トランスフォーマーなどは好んで見ないと思います……。本当に申し訳ないです(´；ω；｀) (2020年10月9日 21時) (レス) id: d578b282eb (このIDを非表示/違反報告)
こんぶん(プロフ) - 沙華猫さん» コメントありがとうございます！ただいま番外編を作ろうと検討中です！アンケートで選ばれなかったIFのストーリーも書いていきますので、もしかしたら姉様がいるIFストーリーも作るかもしれません！私の文才で何処まで書けるか疑問ですが…w (2020年10月9日 21時) (レス) id: d578b282eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぶん | 作成日時：2020年9月20日 19時
