突然の提案 ページ17
困惑した表情のリクにレムはにこやかに告げる
「リク君には先日の一件のきちんとしたお礼をまだしていませんので、伺わせて頂きました。
…あっ、ご紹介がまだでしたね！…レムの隣に居るのがレムの主であるアズール・アーシェングロッド君です」
レムが手でどうぞという仕草をするとそれにならって男は前に出る
「ご紹介に預かりました、アズール・アーシェングロッドと言います。…先日はレムの件で焦っていたので口調を荒げてしまい申し訳ありませんでした。
それと、トレイさんから聞きました。貴方がモストロ・ラウンジの砂糖の購入を止めてくれなければ、此方にもハーツラビュル同等の被害が出ていたと。…本当にありがとうございました」
ペコリととても綺麗な礼をするアズールにリクはアワアワと手を振る
「えっ…そんな…いいですよ！俺が巻き込んだのも事実ですから…」
だが、そんなリクに対して、アズールはメガネを光らせて続ける
「…いえ、僕としては貸し借りは無しにしたいんです。なので、こちらとしてはそれ相応の対価を支払いたいと思っています」
「えっ……対価って…」
リクがポリポリと頭をかきながらどうしたもんかと考えているとレムがニコニコと話に入ってきた
「では、レムから１つ提案をよろしいでしょうか？」
「うん…？」
レムの言葉に余り理解が追いついていないリクにレムは朗らかに笑って続ける
「ありがとうございます、リク君。
まず、レムとしては、今回の謝罪はリク君を巻き込んでしまったと思っているので、しっかりとお返しをしたいと思っているんです。なので、お返しといっては何ですが………
…リク君の身の回りのお世話をいえ……学園での補佐をレムにお任せ頂けないでしょうか？」
「へ…？……えっ？！」
身の回りのお世話？
お世話？？？！！
理解して、すごい勢いで高速で手をブンブンするリク
「えっ！いや…そこまでして貰うのはちょ…」
リクの言葉にアズールは肩をわざとらしく落とす
「そうですか、残念です…。
レムの話によると、監督生さんはこの学園に慣れていらっしゃらない様子だったので、ここはこの学園で働いているレムに監督生さんの手助けをして貰えればこちらとしても借りを返せますし…良いと思ったのですが…
はぁ……残念です」
「えっ……いや……その…」
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Sena(プロフ) - きゃぁぁぁ！更新ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！更新頑張ってください！ (2022年6月18日 12時) (
レス) id: 61121e16fc (このIDを非表示/違反報告)
Sena(プロフ) - 成り代わり＋クロスオーバーものですか！？すっごく好きです！！現在は更新なされていないようですが、もうなさらないのでしょうか？更新が再開されること、願っています！！ (2021年11月23日 16時) (レス) @page30 id: 61121e16fc (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - レムちんが出てきてもう感激しております！レポートにテストに忙しいと思いますが気をつけてください！（体調など） (2021年2月3日 0時) (レス) id: baa494e620 (このIDを非表示/違反報告)
huran875(プロフ) - ここまでイッキ読みさせてもらいましたが、レムちゃんのポジションも素敵で、ツイステとリゼロのストーリーの同時進行を書くもの上手すぎて、面白さに震えてます……更新楽しみにしてます、無理せず頑張ってください！ (2021年1月7日 22時) (レス) id: eabf6e44ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぶん | 作成日時：2021年1月2日 19時
