キミの笑顔は誰のもの?

相談 ページ9

〜翌日〜


｢行ってきま〜す♪｣


母｢行ってらっしゃーい｣


心･龍｢いっちぇら〜｣


ｶﾞﾁｬ


私は外に出ていつもの通学路を歩いていた。



?｢Aちゃ〜ん｣


｢先輩!｣


裕｢おはよ♪｣


｢おはようございます^^｣



裕｢一緒に行かない?｣

｢はいっ!｣



それから私達は一緒に学校に向かった。




裕｢相談いいかな?｣


｢いいですよ｣



裕｢あのね?今日田中に誕プレ渡す時告ろうかと思うんだけど…いつすればいいかな?｣



｢え……?｣


こく…は、く?


先輩が田中先輩に告白?



絶対に田中先輩OKするよ…



私失恋しちゃったよ…


裕｢Aちゃ〜ん?｣


｢はっ｣


裕｢どうすればいいと思う?｣


｢そ、そういう事は先輩が決めたらどうですか?｣


裕｢そう?てかAちゃん泣いてる…｣


私が泣いてる?



頬を触ると冷たい雫が手を濡らした。



｢はは…何でだろ?(泣)｣



拭いても拭いても流れてくる涙



｢わ、私先に行ってますね!｣


裕｢ちょっ、Aちゃん!｣



私は玉森先輩の顔を見ずに学校まで走った。





私、カッコ悪………

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