おとなりさん＊59..side.N ページ24
A、
お前は誰が好きなの…？
誰を想ってんの？
俺の頭ん中はこんなに
Aでいっぱいなのに、
Aの頭ん中には
俺はどれだけはいってんの……
やっぱりあの
イケメン野郎が好きだったり
すんのかな……
こんなこと考えるなんて
ほんと俺らしくねぇ。
誰かを好きになるって
こんなに苦しいんだ、
…でももう、
この気持ちをなかったことにはできない。
相「にのー！！」
昼休みになって雅紀が俺のとこに
駆け寄ってきた
和「なに？」
相「今日弁当ないから食堂行ってくんない？」
和「分かった。
ちょっと先トイレ行ってくるわ。」
そう言って教室をでて
トイレに向かう。
廊下の端にあるトイレにはいろうとしたら
中からあのイケメン野郎がでてきた。
あー、タイミング悪っ！
今更戻る訳にもいかねぇし、
そのまま横を通りすぎようと思ったら
大「どうも」
はぁ…。挨拶してくんなよ…
とか思いながらも
無視する訳にもいかねぇから
会釈だけして通りすぎた。
大「あの。」
えっ、なに？
俺、お前とあんま喋りたくないんだけど､、
大「この前ごめんな？
Aちゃんと盛り上がりすぎて
近所迷惑ってこと頭になかってん！」
…は？
絶対こいつわざと言ってる
大「やから、あんまAちゃんを
怒らんといてあげてな。」
和「いや、怒ってないけど、」
おとなりさん＊60..side.N→←おとなりさん＊58..side.N
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サリー | 作成日時：2016年4月13日 15時
