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おとなりさん*70 ページ35

A『はぁ…

なによあの態度…。』



み「まぁ、まぁ。

落ち着いてA。二宮君も

なんかあったのかもしれないし。」





かずの態度にイライラして

食堂をでてまだ食べ終わってない

お弁当を持って教室に戻る道中、

みかは必死に私をなだめようとしてくれた。






A『…。』





いつも嫌味なことばっかり

言ってくるくせに、

急にあんな態度とることないじゃん。





…なんかあったなら言ってよ。









なんて、イライラしながら

頭の中でずっと考えてたら、

もう自分の教室に戻ってきてて

教室のドアをあけると同時に

声が聞こえてきた。






安「…ん?

あれAちゃん、みかちゃんおかえり!

食堂行ってたんやろ?はやいなぁー」




自分の席の机に座わりながら

斜め前の席の大倉君と

話をしてた安田君が

私達を見てそう言ったあと、


大倉君が ばっ!と振り返って

こっちを見たから、

目があってニコッと

王子様スマイルをだされたけど、

イライラしてる私は目線をそらして

自分の席についた。




大「Aちゃんどないかしたん?」


きっと機嫌が悪いのが

顔にでてたのだろう。


前の席に座ってる大倉君は

ちょっと困ったような顔をして

後ろに座ってる私に聞いてきた。




A『…ううん。なんでもないよ』



大「そっか、ならええけど…。


あのさAちゃん。

そういえば、話があんねんけど」




一旦間をあけて大倉君が

真剣なトーンになったから

なんだろ。と思って顔をあげた。



A『なに?』

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設定タグ:二宮和也 , 大倉忠義 , 安田章大   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:サリー | 作成日時:2016年4月13日 15時

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