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おとなりさん*63..side.O ページ28

そのAちゃんとの時間。

俺にもちょっとくらい

貰う権利くらいはあるよな。


って思って、





Aちゃんと一緒に

登校させてって言うたら、

意外な答えが返ってきてびっくりした。




Aちゃんが良いって言うなら

ええんやな!!




絶対幼馴染み君は

ダメ!って言うと思うてたし、

嬉しくてつい笑顔がでた。







でも、なんで?


その余裕はどっから?



…。

やっぱ幼馴染みやからか……






なら、もうちょい

Aちゃんとの時間奪ってもええよな?






大「なら、帰りも一緒に

帰ってもええよね?」




そう言うたら

こいつ何言ってんだ、


みたいな顔を一瞬した。








和「…それもAに聞いて。」


って返してきたけど、

内心怒ってんのが顔にでてるわ。








ごめんな?幼馴染み君、



幼馴染み君からしても

大事な人かも分からへんけど、





俺が2年間想い続けた人を

簡単に誰かに譲るわけにもいかへんし

こんなに人を好きになったんも

初めてやし、



誰にも負けたないねん。

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設定タグ:二宮和也 , 大倉忠義 , 安田章大   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:サリー | 作成日時:2016年4月13日 15時

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