寮が歌い手だらけってどーいうことですか!?

38話　裏切り ページ37

ま「それって、どーいうこと…？」




ｶﾁｬｯ





一口飲んだ温かいココアを、机の上におく。






「当時仲がよかった親友…、私が『ゆめ』だということを知っていた唯一の子が、私の情報を急に拡散しだした」





結構本気で信じてたのになぁww





う「えっ……」






「そいつはネット上で私の学校、本名、住所…そして私の姿がうつった写真を晒していった」





志「なんやそれ！？犯罪やろ！！！」




ガタンと机が揺れる。





S「まあまあ志麻さん、落ち着いて…！Aちゃんの話を最後まできいてから…ね？」






あざと王子のSouくんにさえ今はなんかイラつかない謎現象がおきてるぅwwww←




志「そーやけどっ…！！」






「SNSでのことだから、当たり前だけどものすごい拡散力だった」






「んで、情報をいろいろかぎつけたバカな野郎たちは…金で私の親友に雇われて私をおそった」






そ「…なんでその子は親友だったのにそんなこと…」






「私が歌い手として活動していく姿を見て、『どーせそんな人気でないと思ってたのになんであんただけ目立ってるのよ！！』






って……」





あ、やば






目から汚い塩水が←←







セ「そんなん、Aちゃんは何も悪くないやんか…！」






「だから『ゆめ』としての活動はもちろん、歌い手として歌うことにも抵抗ができちゃって」







でもね、それを救ってくれたのは__________









皆なんだよ

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