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席に案内されて、2人で食べたいものを言い合って店員さんを呼ぶ。
" お飲み物は？”
と聞かれて、とりあえず生を頼んだ俺に続いて、
A「ピーチフィズで。」
って伝えてパタンとメニューを閉じたA。
「お前まだ桃ジュースすきなの？(笑)
全然変わってねーじゃん！」
なんか嬉しくなってそう言うと、すげー恥ずかしそうにこっちを見て
A「もっ、もうジュースじゃなくてお酒になりましたからっ！！」
って怒ってる。(笑)
「毎日飲んでたもんな、こやって両手でパック握りしめて。」
…それがすげー可愛かったんだよ。
俺の言葉に顔を赤くして膨れてる。(笑)
A「宏光先輩は…毎日…牛乳飲んでたのにね……。」
「……おいコラ、どう言う意味だよ。」
あははっ、て楽しそうに笑うAに釣られてこっちまで笑っちゃう。
そこからはお酒の力も手伝ってか、緊張してたのが嘘みたいに話が弾んで。
Aが今ウエディングプランナーとして働いてる話とか、1年目の時にめっちゃしごかれた話とか、専門時代の話とか
会ってなかった間のAの話を色々聞いて、俺の知らないとこで色々頑張って来たんだなぁって。
見た目だけじゃなくて、中身だってもうすっかり大人のしっかりした女性になってた。
「そっか、頑張ってきたんだなー。
俺、長期休みのたびに雄平のとこ行ってたのに、Aと全然会わねーから心配してたんだよ。」
A「…タイミング、合わなかったですよね。」
そう言って、手に持ったグラスの中の氷に視線を落としたA。
その表情が凄く色を帯びてて、何故か直視できない。
初めての感情に自分でも戸惑ってしまう。
「彼氏は…？いねーの？」
その質問に、驚いたようにこっちを見た後、眉を下げて笑いながら�� いません。”って答えるAに
「…藤ヶ谷さんは？違うの？」
思わずそう聞くと、さっきよりも目を丸くしてる。
A「えっ？なんでですか？」
「いや、なんか…仲よさそうだったからさ。」
A「そうですか？
藤ヶ谷先輩は、一年目の時の私の指導係だったんです。
ずっと側に付かせてもらってて。
…あの人、ああ見えてめっちゃ厳しいんですよ？」
“ 人使い荒いし！”
って言いながらもどこか嬉しそうなAに、また胸がもやっとする。
ずっと側に、か。
「……好きなの？Aは。」
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ななこ(プロフ) - こたえあわせ、めちゃくちゃ好きで何回も読み返してます！もし良かったらこの話のAfterstory的なもの書いて欲しいです…！ (2021年3月25日 1時) (
レス) id: 6f285e02f0 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ぷにぷにさん» お返事遅くなってすみません！兄のきもち、楽しんで頂けてよかったです(*^^*)鈍感かと思いきや、1番鈍感じゃない、っていう雄平さん。(笑)遅くなりましたが、移行しましたのでそちらも是非読んで頂けると嬉しいです！ (2019年7月22日 2時) (レス) id: 2beed3f33a (このIDを非表示/違反報告)
ぷにぷに(プロフ) - 兄目線、面白いです!!2人を見てきたお兄ちゃん……続き待ってます！ (2019年7月15日 12時) (レス) id: 8e7e67402b (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - piroponcandyさん» 長いことお付き合い頂いてありがとうございました！(笑)おまけもつけてみたので、ぜひ読んでくださいね◎ほんと、主人公羨ましい。(笑) (2019年6月23日 17時) (レス) id: 2beed3f33a (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ぷにぷにさん» コメントありがとうございます！！本当ですか〜(;_;)そんな風に読んでいただけていて、すっごく嬉しいです…！おまけも更新したので、ぜひそちらも読んで頂ければ(*^_^*) (2019年6月23日 17時) (レス) id: 2beed3f33a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico | 作成日時：2019年2月23日 23時
