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「ごめんなさい、…なんか色々溢れ出て。」
北「ほんとはさ…?ご飯行ったりして、じわじわ距離を詰めようって思ってたんだけど
……俺も溢れ出ちゃったわ。(笑)」
涙を拭った後、目尻に小さいしわを寄せて笑った北山さん。
とにかく、ただただ1人で拗らせてしまったことが本当に申し訳なく感じて仕方がない。
……そうだ。
「玉ちゃんにも謝らないと…。」
北「……こんな場面だから、俺もカミングアウトしていい?」
「えっ?…はい」
なんだろ…
北「俺さ、玉に結構妬いてたからね。」
「え?玉ちゃん?
なんでですか?」
妬いてた?
北「なんでって…
Aちゃん、玉とすげー仲良いし…
…安心し切ってシャンプーで寝ちゃってるし?
それ見て玉ちょっと嬉しそうだし。」
"ほんとは俺もシャンプーまでやりたいんだよ?"
…って真剣に話してるけど
いや、それめっちゃ恥ずかしい話ですけど///!!
「っ玉ちゃんは、かわいくて…弟みたいな感じで…!」
北「…うん、だから前にそれ聞いて、密かにホッとしてた。(笑)」
そんなこと思ってたんだ…///
全然分かんなかった。
だって、北山さんいつも笑顔で迎えてくれてたよ///?
北「そしたら玉に、この前Aちゃんがめっちゃイケメンと一緒にいたって聞いて…彼氏なのかって気になって仕方なくてさ。
今まで思わなかったけど、俺って案外嫉妬するんだと思ったよ。(笑)」
話しながら、俯いて鼻を掻いてる。
「太輔は、高校の時からの友達なんです…。
ずっと仲良くて……親友っていうか…。
言い表せないんですけど…。」
北「そっかぁー。
…んー、じゃーこれから俺は彼女泣かせたら、その"太輔くん"に愚痴られるのかぁ。」
" 絶対泣かせらんねー。"
って笑ってくれた北山さん。
「彼女…」
ホッとした反面、さらっと言われた一言に驚いていると
北「……えっ?
あっ…そっか、ごめん。」
そう言って、真っ直ぐに目を見つめられる。
北「ちゃんと言わずに舞い上がってた。
Aちゃん。
俺と…付き合ってくれますか?」
「…お、お、お願いしたいです!」
北「ふはっ!(笑)
なんなの、その返事。
Aちゃん、たまに笑かしにかかってくるよね。(笑)」
何言ってんの私!
もう恥ずかしすぎて顔が上げられない。
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にこ(プロフ) - 恵美さん» コメントありがとうございます!更新が遅くなってすみません!!そんなにキュンキュンしていただけて嬉しいですっ!!みつ先輩、いいですよねぇ。(笑)結構私の理想、詰め込んでます!(笑) (2019年2月10日 7時) (レス) id: 2beed3f33a (このIDを非表示/違反報告)
恵美(プロフ) - こんばんは…めちゃくちゃキュンキュンしました。早く続きが読みたくて仕方なかったです。みっくんがかっこよすぎます。 (2019年2月9日 22時) (レス) id: c8e875f920 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - piroponcandyさん» ありがとうございます〜!!みつ先輩、ほんと迎えに来て欲しい〜!って思いながら私も作りました!(笑)結局優しい先輩と、もうここからは甘々です。(笑) (2019年2月5日 7時) (レス) id: 2beed3f33a (このIDを非表示/違反報告)
piroponcandy(プロフ) - もう〜nicoさーん、先輩と同じ、最高\(^.^)/やぁ〜ん、ミツ先輩に迎えに来て欲しい(//∇//)迎えに来て、自分の部屋に連れて帰って、怒ってるけど、隣にお前が居ねぇと眠れないってミツ先輩。一緒に寝た〜い。 (2019年2月3日 20時) (レス) id: 46be81a717 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - moraさん» ありがとうございます!!幼馴染、気に入って頂けて嬉しいです!続編、まだ決めていないのですが、この話の続きもまた作りたいと思っています!嬉しいリクエストありがとうございます〜(*^^*)! (2019年1月28日 21時) (レス) id: 2beed3f33a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2018年9月7日 6時