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案の定、定時になってもまだ仕事が終わらなくて無心でキーボードを叩く。



すると、ことり。とデスクに置かれたマグカップ。





"おつかれ。ブラックで良かったよな?"




と優しく微笑んだのは



「藤ヶ谷先輩…!」




藤「それ大変でしょ?

俺も疲れたし、ちょっと息抜き付き合ってよ。」





「ありがとうございます!

ちょうどコーヒー飲みたくて!

私が入れれば良かったですね…すみません。」





藤「いやいや、俺の方が先に我慢できなくなっただけだよ。(笑)」



隣に座って、ぐーっと伸びをしてる藤ヶ谷先輩。
優しいしかっこいいし、最強だな…ほんと。

そう思いながらコーヒーに口をつける。



「…美味しいです。」



藤「…いや、Aブラックだし、味の調節はしてません。



なんなら俺の方が甘いよ?(笑)」



「ふふっ、先輩甘党ですもんねー。」



「そういえばAが入れてくれるコーヒー、いつもバッチリ俺好みの味なんだよなー。」




「よかったです。フロアの先輩たちの好みは頑張って覚えました。(笑)」




藤「おぉ…さすがです。(笑)」




ほんとにたわいない会話だけど、先輩の優しさに癒されて残りの仕事も頑張れそう。


そう思っていると





「お疲れ様でーす」




と外回りから戻ってきたみつ先輩が入ってきた。







北「……うわ、Aまだ残ってんじゃん。







………藤ヶ谷も残業?」





疲れているのか、表情なく話すみつ先輩に苦笑いの藤ヶ谷先輩。





"やっと帰ってきた"

と小声で呟いた後、




藤「いや、俺はもう帰るとこ。

じゃーA、悪い、お先に。」




そう言って立ち上がった。



「あっ、はい!ありがとうございました。
お疲れ様です!」





それを聞いて笑顔でデスクに戻ると、荷物を持ってフロアを後にした。

*→←先輩のとなり。Ki



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にこ(プロフ) - まみさん» コメントありがとうございます!返信が遅くなってしまってすみません〜涙 私の理想を詰め放題のストーリーで…(笑)お付き合い頂けて嬉しいです!これからもよろしくお願いします◎ (2018年9月7日 16時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - 甘ーーーーい!!こんな人と出会いたかった…!!ホントの北山さんもこんな人であって欲しいです笑 更新楽しみにしております! (2018年8月14日 23時) (レス) id: f3968219e9 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - moraさん» コメントありがとうございます!ほんと、言われたいですよね〜!(笑)同期にいたら仕事できませんよね。(笑) (2018年6月25日 0時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - 北山さん素敵すぎるー!キュンキュンしちゃいますねー!幸せすぎるってー!言われたいっ!笑 (2018年6月24日 23時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - まきこさん» コメントありがとうございます!うれしいです〜!!理想を詰め込んで見ました。(笑)これからも楽しんでいただけるように頑張ります! (2018年6月24日 23時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nico | 作成日時:2018年5月5日 16時

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