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美容院を出て駅に向かいながらも、まさかの展開に体の熱が冷めない。
社交辞令じゃないって…
ほんとにご飯に行くってことだよね…?
お店の外で北山さんと会うなんて大丈夫かな…
ちゃんと正気を保てるのかな…
考えだすとキリがなくて、まだ日にちも決まってないのにドキドキが止まらなくなる。
「あぁー!もう緊張しちゃうよ…。」
......
夜はは高校の時の仲良しメンバーでプチ同窓会。
って言っても7〜8人なんだけどね。(笑)
みんなとなかなか会えてなかったから、ずっと楽しみにしてたんだよね◎
新しい髪型を散々褒めてもらってご満悦。(笑)
その中でも
「Aカラーしたの今日でしょ?」
そうめざとく見破ってきたのは
「すごい!太輔わかんの!?」
高校の時からずっと仲良しの太輔。
藤「当たり前じゃん!俺を誰だと思ってんの?(笑)」
…実はこの人、美容師なんです。
藤「Aさぁー、いつになったらうちの店来てくれんの?
髪の毛、切らせてってずっと言ってんじゃん。」
そう言って私の髪に触れる太輔。
学生の頃から、なぜか私の髪質を評価してくれてて、スタイリストになってからはずっとこうして誘ってくれてる。(笑)
「だってさ?やっぱ今の担当さんのこと…裏切れないんだもん…。」
藤「お前、それ言い続けてもう何年だよ!(笑)
Aは絶対ショート似合うんだって。」
「ふふっ。ごめん、まだまだ行けそうにないわ〜。(笑)」
藤「憧れの北川さん?だっけ??」
「北 "山" さんね!!!!!」
藤「はいはいはい。(笑)
まぁ、気が向いたら来いよ。サービスするからさ。」
「うん、ありがとね。」
その後もいろんな懐かしい話が弾んで、あっという間にその日はお開きになった。
電車を降りて家までの道のりを歩いていると、カバンの中で震えたスマホ。
取り出すと、知らない番号からでんわがかかって来ていた。
「あ…。」
もしかして、と思って緊張しながら通話ボタンを押す
「はい、もしもし…」
『あっ、もしもし!えっと、北山と申しますが…!』
やっぱり…!!
「北山さん!こんばんわ。」
『Aちゃん?ごめんね、今大丈夫だった?』
「はいっ!ちょうど帰り道で。
今日はありがとうございました。」
『そっかそっか!こちらこそありがとうございました!
楽しかった?ご飯。』
「はい!久しぶりだったからすっごく楽しくて!」
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にこ(プロフ) - まみさん» コメントありがとうございます!返信が遅くなってしまってすみません〜涙 私の理想を詰め放題のストーリーで…(笑)お付き合い頂けて嬉しいです!これからもよろしくお願いします◎ (2018年9月7日 16時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - 甘ーーーーい!!こんな人と出会いたかった…!!ホントの北山さんもこんな人であって欲しいです笑 更新楽しみにしております! (2018年8月14日 23時) (レス) id: f3968219e9 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - moraさん» コメントありがとうございます!ほんと、言われたいですよね〜!(笑)同期にいたら仕事できませんよね。(笑) (2018年6月25日 0時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
mora(プロフ) - 北山さん素敵すぎるー!キュンキュンしちゃいますねー!幸せすぎるってー!言われたいっ!笑 (2018年6月24日 23時) (レス) id: daf44fdab0 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - まきこさん» コメントありがとうございます!うれしいです〜!!理想を詰め込んで見ました。(笑)これからも楽しんでいただけるように頑張ります! (2018年6月24日 23時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2018年5月5日 16時