幼なじみ。t ページ7
「ただいまー」
学校から帰ると玄関に見慣れたスニーカー。
……はぁ。また来てる。
自分の部屋に入ると我が物顔でベットに寝転んでる私の幼馴染。
『あ、おかえりー。』
そして私の……好きな人、だった。
「もう!裕太!勝手に上がらないでっていつも言ってるじゃん!」
『えーだって今更じゃん、もう。
落ち着くんだもん、Aの部屋。』
「…やめてよ、彼女のとこ行けばいいでしょ?」
そう。裕太には彼女がいる。
小さい時からずっと一緒で昔はよくお互いの家も行き来してて、気付けば高校も一緒。
いつもふざけてて、ちょっかいばっかりかけてくるくせに、困ってるとさりげなく助けてくれる
そんな裕太を好きになってしまってからもう随分たつけど、この気持ちはずっと言えないまま。
言わなければ、こうしてずっと一緒に居られるって
そう思ったから。
でも、言えずに想っていればそれだけ気持ちは大きくなる。
裕太が嬉しそうに彼女ができたっていうたびに胸が痛くて
あぁ、私はこうやって無理して笑う道を選んでしまったんだって思い知らされてきた。
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にこ(プロフ) - 利緒さん» お知らせありがとうございます!!すぐ訂正させて頂きました!何度も見たはずなのに気付かなかったです!いつも読んでいただいてありがとうございます! (2018年4月25日 22時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ちい★さん» コメントありがとうございます!!わぁー嬉しいです!甘い話が書きたくて、ガヤさんに登場してもらったんですが(笑)…どうかなーと心配していたので、ちい★さんのコメント本当に嬉しいです!またいつでものぞいて下さい(*^^*) (2018年4月25日 22時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 雅さん» 私も、誰の話か書くのをすっかり忘れて書いてしまって!(笑)テンション上がっていただけて良かったです(*^^*) (2018年4月25日 22時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
利緒 - 続けてのコメントですみません(>_<) 更新ありがとうございます。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年4月25日 21時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
利緒 - こんばんは(*^^*) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 *ページ38のここの台詞 まだ薬が効く気配はなくてつらいけど、ぎゅっと抱きしめて背中をさすってくれる大きな手にとてもなく安心する。 これ正しくてとてつもなくではないんでしょうか? (2018年4月25日 21時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2018年4月7日 5時